『もうすぐ出ます!』とそば屋の出前のように何度も繰り返して言っていた、ハイランダーイン・アニュアル・シングルカスク・ボトリング(SCB)2010の内容がやっと決まった。
『やっぱりあれにしたよ!』と教えられたのはスタッフ新年会の時だった。 ちなみに"SCB2010"なのでボトリングは12月14日に済ませ、今回は25年物となった。久しぶりのオフィシャルボトリングである。最近はオールドファッションなウイスキーをやっていなかったので、2010年は出来ればそっちのラインでできればいいな…と思っていた。
取り寄せたサンプルを、たまたま遊びに来ていたハイランダーイン東京のオーナー(僕は彼の事をあだ名で"店長"と呼んでいる)と一緒にテイスティングして意見を聞いたり、阪急英国フェアなどでお馴染みのマーク・ワットにもサンプルを渡したりしているうちに、僕は11月から日本に帰った。正直な所SCB2010の事を忘れていた。いや…忘れていた"かもしれない"としとこう。
ダンカンも僕が仕事に戻ると『何か達也に言うことがあるな…』と思っていたらしい。それを新年会の時に思い出したのだ。
最終的にこのカスクになった決め手は、偶然にも僕のNo.1とマークのNo.1が同じだったからだとか。ラベルのデザインはクレイゲラヒに住むアーティスト"マギー・リグラー"が現在製作中。今から楽しみである。
あ、肝心のウイスキーの方はと言うと…僕は別にイケズな性格ではないのだけれど、今後のブログネタの為にも小出しにしておいた方が良いだろう。このネタで後、2~3回は書けそうである。