ここ最近、日本からのお客さんが多い。
これはやはりスコッチウィスキーの本場を見てみたいという人が増えているせいだろう。
確かに品揃えの豊富なバーで、ウィスキーに詳しいマスターのお勧めを飲むのも最高である。
僕も日本のバーは大好きだ。
しかし、僕はここで強くスコットランドに来る事をお勧めする。
確かにそれなりに予算と言うものが必要なのだけれど、絶対にそれだけの価値があると僕は思っている。
インターネットでいろいろな情報を探しているのとは、また違った事が見つかることは間違いない。
たとえば、地元の人はウィスキーを飲む時に殆どの人が加水をする事や、若い世代は殆どウィスキーを飲まない事など。
僕も去年、オークニー島に初めて行って、本土では発見できないオークニー島の事やウィスキーの事を身をもって体験した。
オークニー島に行かずして『オークニーはなぁ~』は出来ないのだなぁーと実に染みたのである。
また地元で飲むウィスキーも、来るに値する代物である。
僕は世界で一番美味しいGLENFIDDICHを知っている。
それは蒸留所のツアーの後に出されるのを、蒸留所でぐびっといくGLENFIDDICHである。
まだ覚めやらぬ感動と共に、鼻から蒸留所の空気をいっぱいに吸い込みながら呑むGLENFIDDICHは最高だと言いたい。
それとスコットランド人の優しさにも触れてほしい。
気さくで飾り気のないと形容されるスコットランド人。
『こういう人達がウィスキーを作ってるんだなぁー』と思えば日本に帰ってからのウィスキーもさらに美味しくなる事は折り紙つきである。
最後になるが、何もわが職場の宣伝で言ってるのではなく自分が良いと思った事をお勧めしてるまでで、ウィスキー同様『これむっちゃ美味かったで~、飲んでみぃ!』と一緒の事であると僕は思っている。
、、、、なので宿泊の際は『ハイランダーインにいらっしゃ~い!』
#皆川達也のハイランダーイン日記