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時間に追われてるようじゃだめだよね Lochside 1981 Doris/TWA-SL1/TWA-PD

 usukebaブログランキング上位の某バーの周年フェア、
 お~!行きてぇ~!と仕事中に更新されたブログを見るも、
 仕事的にも家庭的にも無理だよ、ここ数日は。

 自分的には売れ残って通常価格でも飲みたいけどさ、
 あの心意気には瞬殺された方が気持ちはいいよね。

 まぁ寂しき労働者は仕方がないから、お家で細々と・・・
 

 さて、貰いものシリーズ第8弾は、
 Lochsideの1981蒸留を三種比べ飲みです。
 Whisky Dorisに、TWAのStill Life IとThe Perfect Dramです。

  Lochside 29yo 1981 58.8% Fino-Sherry-Butt #960 Whisky-Doris
  熱を加えたリンゴとブドウの芳香が、若干の硫黄を連れて強く香る。
  アルコール感とピリピリとした刺激。
  口に含んで強く風味が広がる。
  果実はアプリコットとオレンジ。
  香ばしい麦感、木材、唐辛子、僅かにバニラ。
  バタークリーム。
  程良く火の通ったアップルパイ。
  沢庵或いは奈良漬。若干の据えた感じ。
  出汁もしっかり。
  若干の苦みすらも、複雑さを増して具合が良い。
  経時的にシトラスが強く黒糖の風味も出てくる。
  非常に力強く、しかしバランスも良く楽しめる。

 
 

 Lochside 29yo 1981 52.7% Ex-Fino-Hogshead TWA-Still-Life-I
  熱を加えたリンゴ、ぬか、アルコールを香りに感じる。
  口内で穏やかに広がる。
  ややオイリーな口当たりで、木材、スパイス、塩気、花。
  シナモン、焼きたてのしっとりしたパン。
  ブドウとオレンジの果実も柔らかに。
  爽やかな麦と樽木感。
  Fino-Sherryらしい風味を良く味わえる。
  後半になって、徐々にシトラスと蜜が立って果実も伸び、
  最後まで、明るい華やかさが味わえる。
 


  
 Lochside 29yo 1981 48.6% EX-Bourbon-Hogshead TWA-PD-with-DD
  薄く木材と蜂蜜、そしてバニラの香り。
  花、果実がちりちりと発泡性を持って広がる。
  ボディは強くないが、透明感を持って鋭い。
  刺激はなく伸びやかなシトラスはレモン優先。
  新しい木材、樹液。
  明るく蜂蜜ホットケーキ。
  口の中で乾き際に塩気、白胡椒。
  時間と共に、Bourbon樽の良さが充分に出てくる。
  バニラ、ホワイトチョコ、蜂蜜、クッキー、花。

  三種を比べると、個人的にはDorisの複雑さが際立つように思います。
  でもFinoらしさって、独特でクセがあるけれども、
  これはこれで病みつきになる面白い味だなぁ。
  で、Fino Sherryが2本並ぶと、さすがBourbonと言うように、
  パフューム手前の花の香りと素直な麦・バニラ ・蜜・木を 
  爽快に感じさせてくれるのは、またそれはそれって・・・

  あ~、結局グダグダな評価だ~。
  でも、どのボトルも三者三様に楽しめて、
  まぁ圧倒的に一つとは決め難いってことです。

  話題のボトルを同時飲みで楽しませてくれました、
  Hさん(エッチな人って意味じゃないですよ・・・多分。)に感謝を。

  では、ごきげんよう。

#Lochside

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