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年末年始 Clynelish 1995 for Kinko, 1974 Modern Masters, 1972 TWE-Greek, 12yo Bi-Color

 年末年始は車であっちこっちと走り回ったり、
 ドタバタと仕事もこなしていましたが、
 今年はみんな元気に年越しそばとお節料理を食べることができて、
 ホっと一息・・・するはずもなく、
 もう全力疾走で仕事を進めていく。

 さて、新年2回目は、ここいら飲んだClynelishのまとめです。

 Clynelish 19yo 1995 57.3% Hogs Abeyhill's "Artemis Reserved" for Kinko
  アルコールにオレンジシトラスの皮が、
  ドライにキレて心地良い苦味のある味わい。
  樽木の渋みに塩気が合わさって、さらにキレる。
  経時的にはこなれてきて、
  下にあるカスタードクリームと麦感に誘われて厚みを持たせる。
  最後までダレずに、ピンと張ったまま、
  楽しい緊張感を保つ。

 Clynelish 1974-07? 55.6% Dalriada "Modern Masters"
  麦、紅茶飴、酸味を抑制したオレンジ或いはレモンシトラス。
  優しく塩、ミネラル。
  出汁感を僅かに。
  オイル感は下に隠れて。
  こもってはないが、少し硬め。
  引き締まっていると言うべきか。

 Clynelish 32yo 1972-05 49.4% TWE-Greek
  熟成を感じさせる厚みがあるが柔らかい麦感と樽木。
  刺激無く、レモン、ジンジャー。
  ミネラル。
  仄かにカステラの甘さを見せて、
  やはりシトラスと木材に。
  少しホワイトチョコ。
  残り香は崩れずにとても長い。

 Clynelish 12yo l70s-e80s 43% 750ml Ainslie & Heilbron Bi-Color label
  厚みがあるが磯感の無いピート。
  キャラメルのような麦感。
  両者がミルクの中で溶け合う。
  優しくシトラスと杏仁豆腐。
  ピートに裏打ちされてはいるが、ゴクゴク系。
  GlenmorangieのThe Native Ross Shireにピートを足したような感じか?

 さて、1月の終わりには一息つけるかなぁ。
 それを目指してしばらくは走りっぱなしだね。

 では、ごきげんよう。

#Clynelish

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