オールドブレンディッド第四夜は・・・
Johnnie WalkerのSwingです。
あー、これを飲むのはものすごい久しぶり。
80年代にもらったボトルを90年代前半に飲んで以来だから、
15年ちょっとぶり???
その時は・・・
友達の家に転がり込んだ時だったなぁ。
そいつが家庭教師先のそーとーお金持ちのお家から
バランの17年をお歳暮代わりにもらってきていて。
それを泊まりに来た私が、一夜で飲みほしてしまったと。
さすがに悪いなと思って、家に置いてたSwingを持ってきたと。
ジョニ黒や赤のオールドは時々飲ませていただく機会があったのだけれど、
なぜかスイングはめぐり合わなくって。
流通期間や流通量に関係があるのか。
それとも、どこの国向けとかに理由があるのか無いのか。
よくわかっていませんが。
さて今回は、それよりもさらに古く、60年代ボトリングです。
Johnnie Walker Swing 1960s 43% 760ml Tomen
シッカリ。
コルクの黒ラベルをさらに幾分ヘビーにしたように思わせる。
液面は5~6分の1位に飲まれているが、
ヘタれはまるでない。
黒糖。ミルクココア。暖めた木。
穏やかに照り焼きのたれ、鰹節。
少しオレンジピールと煮詰めたブドウ。
焼きたてのパン。
塩気の無いアーモンドのスモーク。
余韻も厚く長い。
何を持ってスイングらしいと呼ぶのかはわかりません。
が、コルクキャップの黒ラベルに近しい感を持ちました。
かなり終わりに近い液面なので、
これほどのしっかり度合いにはちょっと驚きです。
香ばしさ、コク、麦、煙。
それらが混ざり合って、力強くしっかりとした味わいです。
では、おやすみなさい。
#Johnnie Walker