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長い年月に耐える Glengrant 1956 GM

 ようやく仕事のゴールが見えてきた今日この頃。
 しかし、次のスタートは、もうとっくに始まっていて、
 全力疾走に入らなくてはいけないような感じ。

 こんなペースで、長い年月持つのかいな?

 50年以上の年月に耐える、モルトの味は如何。
 本日は、GMのGlengrant。
 1956-2010と非常に長熟です。

 Glengrant 1956-2010 40% GM
  Grantにしては予想以上にしっかりとシェリー。
  若干のゴムまであるが、時間と共に上品に回帰する。
  ブドウやアンズの干したもの。
  さらにプラムとベリーを混ぜてジャム化。
  シナモンとカルダモンを少し。
  カカオ多めのミルクチョコ。
  ビターオレンジ、タンニンを連れた赤ワイン。
  生臭みの無い味醂干し。
  甘味を抑えた照り焼きのタレ。
  終わりと共にカスタードクリーム。
  濃厚で複雑な味わいが、最初から最後までしっかりと長い。

 シェリー、甘み、渋み、など、充分に強い味わいです。
 濃厚さを保って複雑な味わいを表現するには、
 高くないこのアルコール度数が正しいのかと思います。

 開栓からの時間がまだ足りないのか、
 それとも終わりまでこの強さなのか、
 個人的にはこれとかこれくらいにシェリーが抑制されて
 酸味のある果実や複雑な香りが楽しめたら最高なGrantかなっと。

 しばらく時間をおいて様子を伺えば、
 多分、さらに具合が良くなって再会できるんじゃなかろうか。
 残ってさえいればですが・・・
 と思っていましたが、
 こないだリトライを忘れてました。
 次回には、ホントに残っているかなぁ~

 では、ごきげんよ~。

#Glengrant

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