MENU

難しいよね Macallan

 Macallanの基準はどこに置くのだろう?
 今を生きているのだから現行?
 飲み始め?
 一番回数を飲んでいるの?
 自分的に最高のやつ?

 やはり自分がスタンダードと意識して、
 回数を飲んでいるものになるのでしょうか。



 Macallan 12yo imported by Santory

  香り味ともに、穏やかなシェリー干しすぎないドライフルーツ。
  杏、オレンジ(これもドライフルーツで)。
  煙、温めた木材を少し。
  弱くカカオ、バニラ、蜜の甘み。
  シナモンに、ほんのわずかの胡椒というかコーラみたいなスパイス感。
  比較的伸びのある酸味のある果実の裏に、わずかに和紙の枯れ。
  しかし、香木や花、パフュームなオールド感は感じない。
  最後まで、柔らかく果実にカカオが煙を纏って、
  バニラクリームな甘さも心地よく終わる。

 おいしいです。
 非常に高いレベルのMacallanとの比較を考えると、
 突出したところが見当たらないなぁ~と思うのですが、
 少し前のスタンダードがこの平均点の高さなのかと思うと、
 ちょっとびっくりです。

 つい60年代・70年代前半と比べてしまうのですが、
 そういう視点で見るべきではないですよね。
 だからMacallanて難しい。

 でもまぁ、やはりスタンダードは侮りがたいですね。
 それだけで充分かと。

 では、おやすみなさい。

#Macallan

この記事を書いた人