みなさん、初めまして。
清水に住んでいる私は、ウイスキーを求めて西へ東へ旅をしております。私が見聞きし、そして味見したことを個人的に残しておこうと思い、ブログを開設いたしました。
気が向いたときに、つらつらと書いていこうと思います。極めて不定期な更新になるかと思いますが、軽く読み流していただければ幸いです。
さて、初めての日誌は「天使の分け前」について。
ウイスキー好きなら、知っていて当然の用語ですが、普通の人はどんな想像をするのでしょうね?
「分け前」と聞くと、悪いことをして手に入れたものを山分けする。そんなイメージがありそうです。天使の清らかなイメージとのマッチングには、違和感があるかもしれません。
私なんかは普段、当たり前のように使っている言葉ですが、もしかしたら知らない人には、不思議な単語なのかも……?
その「天使の分け前」を題名にした映画を観てきました。
もちろん、ウイスキーをテーマにした作品です。なんと監督は、ケン・ローチ! 内容について詳しくは書けませんが、思わずホロリとさせられたかと思えば、たくさん笑ってしまったり、ビックリさせられ、ニヤリとして、最後は幸せな気分にさせてもらいました。
実は「最後に悪いオチがあるんじゃないか?」と、ヒヤヒヤしながら見ていたのですが、そんなことはありませんでしたので、これから見る方も安心してください(笑)
とはいえ、アメリカの方だけは、見た後に気分が良くないかもしれませんが……(苦笑)
さて、この映画はテアトルシネマ銀座のクロージング作品として上映されています。今月閉館するのだそうですね。だんだんと単館系の映画館が無くなっていくのは寂しい気がします。
「そういえば、自分がここで最後に映画を見たのは何年前だったかな?」と考えても、すぐには思い出せませんでした。たぶん7年とか8年とかは前のことでしょう。そりゃ、無くなりますよね。
私が行ったのは週末で各回とも大入り満席でしたが、本作の人気と、閉館間近の相乗効果でしょうね。
この作品は、これから全国で上映されていくそうですから、地方にお住まいの方も映画館で見るチャンスがあるのではないでしょうか?
私の地元で上映するときには、もう一度足を運んで観てみたいと思います。
「天使の分け前」公式サイト
http://tenshi-wakemae.jp/