ウルフバーンは、昨年8月初めから建設が開始されました。そして、本年1月下旬には操業を開始。あっという間に事業が立ち上がったと言えます。
もともと、すぐ近くにウルフバーンという名前の蒸留所があったのだそうです。しかし、150年弱も昔に廃業して、今は崩れ落ちた廃墟が残るのみ。その名を復活させて、新たに建設することを決めたのは今から2年前、2011年5月だったようです。
それなのにナゼ、操業が開始されるまで噂のひとつも話題にならなかったのでしょうか?
答えは、彼らが計画を秘密裏に進めていたから。
ウルフバーンを運営する会社の社名は、オーロラ・ブリューイングというのです。この名前を聞いたら、地ビールのメーカーだと思ってしまうことでしょう。それが彼らの狙いでした。
古い蒸留所である「ウルフバーン」の名を成功裏に復活させるために、あえてひた隠しにしていたというのです。200万ポンドを集めたプロジェクトなのに、ビックリですね。
常に色と形を変えながら、見る者を魅了するオーロラ。
ウルフバーンは、これからも私たちを驚かせ続けてくれるのではないでしょうか?
つづく