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■「グレンリベット」よ、永遠なれ!

――なだらかな丘陵地帯の、
紫色のヒースの丘に囲まれて、
グレンリベット蒸溜所があります。
「ザ・グレンリベット」は、
ナッツなどつまみながら味わうと好いでしょう。
BARには、ビル・エヴァンスなんか流れていれば、さらに結構。
と言うのは、わたしの個人的な嗜好・・・。

――昨日はCLUBへ新着モルトをダンボール一箱納入しました。
これが結構重い。なかでも一番厄介だったのが、
「THE GLENLIVET 21」=ARCHIVE= でした。
幾重にも、たいそう厳重梱包されていて、
シールベタベタ、さらに立派な木のフレームに収まっています。
――あー邪魔臭い。こういうのって如何と云う事無いのだよね・・・。
なんて思いながら、「お菓子」の過剰梱包をイメージして、
ぶつくさ納入したわけです。
ちょうど、やって来たCLUBの会員たちと、さっそく封切り。
皆さんこのボトルには、一様にとても満足しておられました。
――あー、よかった・・・。

――話は変わりますが、梱包といえば、
以前、京都からの贈り物で、「お茶」を頂いたときを思い出しました。

発送梱包を解くと、
お店のショッピングバックが現れ、
その中に、お店の包みがあって、
それを解くと、また梱包が現れ、
さらにそれを解くと、熨斗紙やら、綺麗なヒモにくるまれた、
本体の「箱」が現れ、その箱を開けると、
また内側の薄紙のような梱包が現れ、
それを解くと、その中に「お茶缶」があって、
その「お茶缶」も和紙に巻かれている・・・。
密封された缶を開けると、
さらに梱包された「お茶」が少々・・・。
こうして、ラッキョウの皮を剥く様に、
やっと「お茶」に辿り着いたのでした。

――いったい、なに考えているのだか・・・。

#■MALT WHISKY

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