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THIS IS IT


THIS IS ITのバックコーラスを、マイケルジャクソンの兄弟が歌っていると知って、
どんな気持で録音されたのかを思うだけで、涙がこみ上げてきます。
年々、涙もろくなるのを、より実感している34歳です。

さて、マイケル最期のコンサートのリハーサル映像を鑑賞してきました。

鑑賞する前は、マイケルの映像を見れる喜びと、
そのワクワクの期待感で胸を躍らせ、館内へ入りました。
ポスターの前で、ポスターと同じポーズで写真を撮ろうかと思う程に、
楽しみに溢れていました。

しかし映像がはじまり、今まで見た事が無かった素顔のマイケルの姿を見ている間に、
マイケルが亡くなった事への寂しさが心の底から湧き上がってきました。

観客に一緒に音の楽しみを誘うかの様な、マイケルの優しさを感じる
Wanna Be Startin” Somethin”からスタートし、
2曲目のJAMへ続くリズミカルなビート感、
エンターテイメント性高くも深いメッセージの込められたThey Don”t Care About Us
そしてHuman Natureを歌うマイケルの清らかで美しい声を聴いていると、
涙が溢れてきました。

個人としてだけではなく、多くのファンにとって、また人類として、
とても大切な人を失った、その悲しさに、覆われました。

静かにしなければならない映画館の、限られた空間でしたが、
その後も次々と続くリズミカルな彼の音楽に、しなやかに踊る姿に、
足だけはリズムに嘘をつけませんでした。

50歳の男とは思えない、しなやかに動く身体。美しく響き渡る声、
優しい笑顔、エンターテイナーとしての真剣な眼差し、感謝の心。
今は亡きマイケルを間近で見る事ができ、感動しました。

人が行う自然破壊には、人が自ら立ち向かわなければならない事。
「そのために僕らが今、始めよう」という、マイケルならではのメッセージを
しっかりと受け止め、最後まで映像を楽しみました。

そしてエンドロールで再び流れる、リハーサルシーンでのHuman Nature。
美し過ぎるその声に、涙が止まらなくなりました。

スクリーンでの上映は期間限定との事です。
このブログを読んだ方はぜひ、会場へ足を運んで「THIS IS IT」ご覧ください。

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