食べてくれる人を想いながらのお料理は
いつもよりやさしくて
いつもより少しカラフル。
普段の食卓には登場しないイタリアンパセリが
おもてなしの気持ちをあらわします。
ワインはショップのかたのアドバイスを聞きながら
白・赤1本づつ
時間をかけて選びました。
MICHEL MAGNIEN BOURGOGNE GRAND ORDINAIRE 2007
ミシェル・マニャン ブルゴーニュ グラン・オルディネール
グラン・オルディネールというと少しカジュアルなイメージがありますが、このシャルドネ100%は2000円ほどで買えるのに、驚きのパフォーマンス。
甘い樽香とリッチ&ボリューミーな味わいは、高級AOCを思い出させるほど。
ミシェルさんの息子のフレデリックさんは、カリフォルニアのカレラにお勉強に行かれたとかで、今後もますます期待できるドメーヌです。
前菜のちょこちょこ4種盛り合わせ
きのこのマリネ
きのこをアーリオ・オーリオ&ペペロンチーノでソテー。
ふろふき大根(コンカッセ)の明太子ソース
ソースは明太子+卵黄+オリーブオイル。
馬刺し オリーブオイルと生姜醤油をかけて
にんじんのサラダ レモン風味
にんじんはレンチン、レモン&O.O.&塩胡椒で。
牡蠣とチンゲン菜のクリームパスタ リングイネ
グラマラスな白ワインにぴっったりだったパスタ。
1.みじん切りの玉ねぎ&にんにく、細切りのベーコンをO.O.で炒める。
2.塩で洗った牡蠣に片栗粉をまぶして1に入れソテーし、ブランデーでフランベしたら一旦取り出す。
3.牛乳と生クリームを同量加え、濃度が出るまで煮詰める。隠し味に海苔の佃煮を少々。
4.茹でたパスタとチンゲン菜、2の牡蠣を加えてあえ、塩胡椒で調味。
冬の白ワインは
ドライな辛口タイプより
こんなふくよかな感じがいい。
きもちもまあるくなってくれるみたい。
ワインは最後のフロマージュにもあわせようと1/3ほど残して冷蔵庫へ。
後に続く赤ワインとお肉料理のお話はまた明日。
そして全ての人に
Merry Xmas♪
↓興味がおありのかたはこちらをどうぞPINOKO”s MEMO
GRAND ORDINAIRE グラン・オルディネール
直訳すると「偉大な日常ワイン」。ACブルゴーニュの中では最もお手軽なワインです。
というのはACブルゴーニュやACパストゥグランみたいに品種や比率の規定が無くて
比較的お値打ちだから。
といっても白はシャルドネ、アリゴテ、ピノ・ブラン、ムロン・ド・ブルゴーニュ、サシー
赤はピノ・ノワール、ガメイ、トレソー、セザールというふうに、使える品種は決まっているし
お値打ちといっても毎日ぐいぐい飲むのはちょっと贅沢。
クオリティもとっても高いですから。
PINOKOにとってはいつものシャルドネやピノ・ノワールじゃない奥の手として
また少しだけカジュアル・ダウンしたい夜に用意したい、ちょっと通っぽいワインです。
#ブルゴーニュ