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★Scot蒸留所巡り ISLAY 朝散歩 編

スコットランドの方は朝が遅い。サマータイムで朝が暗いということも一つの理由かもしれません。
日本ではAM5時には目覚めてしまう私なので、当然こちらでも早くから目が覚めてしまいます。

早朝から車で蒸留所の朝を巡ります。
ポートエレンの外れにあるこの看板を目指し蒸留所を目指します。
蒸留所は道沿いにあるので、迷うことなくたどり着けるでしょう。

スコットランドの蒸留所は入り口に門など無いので散歩がてら勝手に巡る事ができます。
もちろん建物内には入る事が出来ませんが、早朝の蒸留所は不思議で気持ちが良いです。

宿泊場所がポートエレンなので、南側の蒸留所を巡る事にします。最初は Laphroaig蒸留所です。
早朝6時半にもかかわらず、煙突からは煙が出ています。

一般的に蒸留所は24時間稼動です。世界的なモルト不足の余波が影響しているのでしょうか?
それとも、全世界にブレンドウィスキーを提供する大手酒造メーカーからの圧力か?

いずれにしても、夜中の仕込なんて当たり前のようです。

ラフロイグの有名な看板。晴れた日はフェリーからも見えます。
この看板を撮影するために、ブロックで作られた桟橋に出る必要があります。

ただし先端が破損しているので注意下さい。

早朝の蒸留所は良い香りと蒸留器の唸りしか聞こえません。

温度調整のため、蒸留棟の扉が空いていたので、蒸留器を見学。24時間フル稼働のようです。

続いて LAGAVULIN蒸留所へ。今日は嵐のような風が吹いていて、門前の旗も飛んで行きそうな勢いです。
LAGAVULINでは来週9/17からJAZZ Festivalが開催されます。

そのためでしょうか、ポットスチルは改装中でした。

この分では、施設内見学もお面白みに欠けそうなので、蒸留所見学の予定を変更することにします。

施設内の脇を流れる川。モルト色の川で有名なのですが、水源は裏山です。
前回3月の時に比べ明らかに水量が少なくなっています。雪解け水の影響でしょう。

最後は ARDBEG蒸留所へ立ち寄りました。ARDBEG蒸留所は稼動していませんでした。

静かな蒸留所で潮風と醗酵香を十分堪能させて頂きました。

帰りに、この周囲にある STANDING-STONE を巡ります。

ISLAY島でも、南側のこの付近にはSTADING-STONEやCIRCLEが多い。
農道の脇にぽつんと立っています。

倒れかけたSTONE

羊に囲まれたSTONE

海を臨む高台にあるSTONE。とても高く、苔も沢山まとっていて、風格さえ感じます。
5000年間ずっとここに立っています。何を見てきたのでしょうね。

1時間ほどの早朝ドライブ。宿に戻る頃にはポートエレンの町に朝日が下りてきました。
朝7時半ごろの様子です。

さあ、食事をして早速蒸留所見学開始です。

#2010 夏 Scot return

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