予定より早くGELNMORANGIE蒸留所の見学が終了したので、近くにある蒸留所を見学します。
初めはDALMORE蒸留所です。
TAINからA9を20kmほど南下したDALMOREに蒸留所があります。
途中に一箇所大きなランナバウトがあります。
A9は南下方面からですと看板が小さく、ちょっと分かり難いかもしれません
A9を走り、左手にウェアハウスが見えたら、その付近で一旦戻ってアプローチするのが最良です。
A9から直接蒸留所へは行けませんので注意下さい
(途中のキルダリー(KIRDARY)で右折しB817で湾沿いに南下するのが一番良いかも、、、)
蒸留所は入り江に面していて穏やかな雰囲気です。
ビジターセンターへ行くと、既にフルブッキングでした。さすが観光地だけありますね。
仕方が有りませんので、ビジターセンターを少し見学します。
ゲストハウスはかなり上品な仕上がりでした。
蒸留所を外側から見学します。ダルモア蒸留所も他の蒸留所同様に壁面が煤けています。
アルコールによる効果が、歴史を感じさせます。
丁度ウェアハウスから樽を出荷していました。大きく見えますが標準のバーボン樽ですね。
蒸留所の一角で樽に水を撒いていました。
乾燥を防ぎニュースピリットを仕込むためでしょうか?真の目的は分かりませんでした。
ウェアハウスは3階建てです。
湖畔の水影と緑の樹木、そして煤けたウェアハウス。全てが絶妙なバランスでした。
DALMORE蒸留所は見学とまでは行かず非常に不満が残りました。
気を取り直してGLEORD蒸留所へ行きましょう。
GLENORDへはA9→B237と進んでゆきます。観光施設なので近くに行けば案内があります。
小麦畑は収穫を終えたばかり。この付近は平地が多く大規模畑作地帯です。
ゆっくり30分ほど走ると、蒸留所へ到着します。緑がきれいな蒸留所です。
早速ビジターセンターへ行きます。この蒸留所は、道路からPot-Stillが見学できます。
早速見学すると、、、なんと足場が組まれて改装中でした。
ビジターセンターで話を聞くと、来春まで大規模な修理を行うようで、現在閉鎖中でした。
折角なので、ビジターセンター内を見学。見学用のウェアハウスも見ることが出来ます。
この蒸留所のシンボルモルトを頂いて、見学を終えます。
何だか中途半端な蒸留所見学が続きましたが、長旅にはトラブルが付き物。
気を取り直して、本日の宿泊場所へ急ぎましょう。
60km先のアラプール(Ullapool)という港町を目指します。
山越えなのでちょっと大変かもしれません。
#2010 夏 Scot return