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★Scot蒸留所巡り DRIVE 編

今回の旅では長い距離を車で移動することが多かった。
この日も、朝から200km近く走りながら、CLYNELISH蒸留所やGLENORD蒸留所を巡っています。

本日の予定は全て終了したので、宿泊場所のアラプール(Ullapool)へ向かいます。
60kmほどの距離が有りますが、山越えなのでちょっと大変そうです。

太陽の高い内の移動なので、景勝地めぐりを兼ねてのんびり向かいます
GLENORD蒸留所から A832→A835 と走り抜けます

収穫が終わった畑がたくさんあります。
スコットランドでは小麦などの収穫は8月末~9月上旬がピークになります。

BLACK-RIVERという名の川と古い石橋。スコットランドの川は殆どが黒々しています。
国土の表層を殆どピート層が覆っているため、川という川が黒っぽくなるようです。

分水嶺近くにある巨大なダム。広く浅いダムでした。
日本のようなダムとは仕様が全く違っています。

巨大な高原。スコットランド全体にいえますが、高い山は殆どありません。
この付近も岩と草が覆い茂る高原が広がっていました。

途中で大雨にやられました。この時期の天候はすぐ変わってしまいます。

と、思っていたら目的地アラプールは夕焼け状態。通り雨のおかげで光り輝いています。

アラプールは港町。
ここからアウターヘブリテーズ(Outer Hebrides)諸島へのフェリーが出港しています。
それだけに、小さいながらも賑わいはあります。

このような街でも現金は24時間引き出すことが出来ます。
Wi-Fi完備、24時間銀行など、ある意味先進ですね。

今夜もTESCOで惣菜関連を購入し夕食にします。
外食をしたくとも、レストランは数件しか有りません。

今夜のB&B。LADY-SMITH。35ポンド朝食付きでした。

先進と言えばスコットランドは完全地デジ化。
田舎町の小さなB&Bでも、既に液晶TVが活躍中です。

チャネル数は決して多くありませんが、夜中になると不思議な番組がたくさんあります。

こちらは、本放送終了後に寝室をずっと放映しているへんてこな番組。
ライブなので、更に不思議度が増します。

こちらはカジノのチャネル。PCと連動し、テレビでカジノを実施しています。

もちろんエロチャネルもあります。
但し、「私とおしゃべりしましょう」って感じの番組です。

今夜の夕食は豪勢?さすがに野菜が足りないので、野菜を買い込む。
が、炒め用野菜だったので食べるのが大変でした。

翌日は快晴。とても気持ちの良い風景が周囲を飾ります。

朝食を宿で取ります。典型的なスコティッシュブレックファーストです。

早速朝一番のフェリーに乗り込みます。目的地のルイス島(Lewis)まで約3時間。
外海のため、相当荒れる模様です。

この区間は便数も少なく利用率も高い。そのため乗用車は2段積みされます。
左の坂状になっている区画が、この後持ち上がり、その下にも乗用車が積み込まれます。
工夫の行き届いたつくりになっています。

予定通り出港したフェリーは外洋を進みます。かなり揺れました。

船の中で昼食をとります。フェリーの中の食事は、とてもおいしいです。

ルイス島は残念ながら小雨交じり。蒸留所に着く頃には上がっていて欲しいです。

ルイス島もピートに覆われています。キレイに切り出しが行われていました。

これまで走ってきた島(ISLAY、ORKNEY)とは全く異なる風景が続きます。
樹木は一切無く、草と岩で覆われた荒々しい風景です。

道は複雑な構造ではないため、迷う事は有りません。
いつもの様に、道の番号を確かめながら進みます。

途中の大きな分岐点。ここを直進します。
牡蠣の養殖が行われていますね。

シングルトラックを走りぬけ、右側にサイケな人形が現れれば、目的地は近いです。

#2010 夏 Scot return

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