Balbrair蒸留所はGlenmorangie蒸留所やDalmore蒸留所と同じHIGHLAND北部の蒸留所です。
GlenmorangieやDalmoreは有名で広く知れ渡っていますが、Balbrairは通好みの蒸留所です。
一般には見学者を受入れておらず、予約者のみ見学が可能です。
但しネットでも予約が行われていないため、電話かつてが無ければ予約が出来ません。
私の場合、宿泊先の宿から予約をお願いし、見学日程を作りました。
途中までは全く問題なく進んでいたのですが、前日に蒸留所のマネージャーから
日程変更のメールが来たので大変でした。
結果的にはお互いに時間が全く合わなかった為、外側から見れる部分だけ見学しました。
Balbrair蒸留所はエダートン(Edderton)という列車が止まる小さな街にあります。
蒸留所の歴史は古く、密造の時代を含めると、1790年から操業しています。
周囲にはヒースが咲き乱れとてものんびりした蒸留所です。
蒸留所の過ぎ脇を列車が通っている。蒸留所の煙突とキルン塔はとても目立ちます。
ゲストハウスは無く、事務的なオフィスが石造りに古い建物の中にありました。
本当は蒸留所のマネージャーと待ち合わせの予定でしたが、結局会えずじまいでした。
古い歴史のあるベルが有りました。
あとで確認しましたが、ドイツのアート作家からのプレゼント、とのことです。
(残念ながら、特に歴史は有りませんでした)
Mill-Machineは他の蒸留所と同じものが備え付けられていました。
スコットランドの蒸留所は皆同じ機械を使っているようです。
Pot-StillはWash-Still1台。Spirit-Still2台です。
Spirit-Stillの片方は小さく、現在は稼動していませんでした。
ウェアハウスもかなり小さめです。
カスクステーションではカスクの修理などが行われていました。
ウェアハウスは3段積み。下は土むき出しの状態です。
あまり深く見学できませんでしたがBalbrair蒸留所は以上です。
出来れば次回はまともに見学したいですね。
#2010 夏 Scot return