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グレンロセスとカバランなど。


 
最初は、OBグレンロセス1972/2004。
43度なので加水タイプと推測され、
ボトルナンバーが7000番台であるところからも、
当時はごく普通の超熟オフィシャル・ボトル
だったのでは?
香りは高貴で、味わいは華やか……
ただし最後のハーフショットだったゆえか、
フィニッシュで若干ひねた感じを受けましたが、
現行品でなぜこのテイストを創れないのか?
と思わせるほどバランスの良いボトルでした。


 
次は、OBキルホーマンのシェリー樽。
これは不思議な感じ、つまり、
どのように表現して良いか・・・上手い言葉が見つからない、
過去に経験がないシェリー樽モルトですが、
悪くないです。
むしろ良いボトルだと思います。
このボトルは、購入検討中です。
少なくとも、ビジュアルフレーバーのラフロイグのシェリー樽よりは、
このキルホーマンの方が
ずっと個人的には好みのボトルでした。
 

そして、カバラン!
台湾の蒸留所だそうで、全くもって知りませんでした。
で、味わいは、本日ナンバーワン!
すごく美味しいです。
写真右のバーボン樽は、
インプレッシブカスクの1991インペリアルに似ていると思いました。
写真左のシェリー樽は、
グレンファークラスfor S屋よりも、
白州2013よりも、バランスが良い
濃厚シェエリーとランシオ・シェエリーの融合
ってな感じでした。
ただし、調べて見ると、かなり高額のようです。


 
最後は、超熟のトマーチン。
これは非常に分かりやすい、
サルファリー系の濃厚シェエリーで、
個人的には好みではありませんでした。
もしかしたらフランスの方は、
お好みなのかもしれません。

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