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Mars Maltage 3plus25 28y (マルス モルテージ 3+25 28年)


Mars Maltage 3plus25 28y
(マルス モルテージ 3+25 28年)
46% 700ml


マルスウイスキーは、1949年に鹿児島で誕生し、山梨を経て長野へ。
「3プラス25」は、鹿児島と山梨より引き継いだ3年熟成のモルト原酒を、 長野の地で再び25年間樽熟成したピュアモルトウイスキーです。多様な自然環境の中で、眠り続けたウイスキーは、長期間にわたる熟成によりドライフルーツ を思わせる甘い香りとバニラ香が引き立ち、濃厚で豊かな味わいが、心地よい余韻となって長く続く逸品です。(メーカーHPより)


ウイスキーマガジン主催のWWAでベストブレンデッドモルトを受賞したという事で、いま話題になっていますが、IWSC(インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション)というコンペでも最高銀賞というのを受賞しているんですね。しばらくは本坊酒造の商品から目が離せなさそうです。

飲んでみた感想としては、熟した果実のうっとりする香りがありながらも、スコッチとはタイプが違う香味で、個性を感じました。

グラスに注いでからの時間の経過には弱いので、香りの変化を楽しむのも面白いかもしれませんが、ダラダラと飲むのはもったいないと思います。


【アロマ】
溶剤とバニラのトップノート。バーボンで感じるブルーベリーのような香り。だんだん香りが落ち着いていき、グレープフルーツの香りに変化。さらに時間が経つとトロピカルに。黄桃系の熟したフルーツ。シンナーも。その後はそれらのフルーティ香が早いペースで消えていく…。全体を通してオーク香が目立つ。
加水で、ロッテのコーヒーガムのような甘苦い香りに。やや若草香も出る。

【フレーバー】
金属的な酸味が強め。安ウォッカのような雑味のあるアルコール感。後味はハッカのスッキリさとピンクグレープフルーツ。
加水で、オーク由来の苦味がハッキリとする。

【総合評価】
時間の経過にかなり敏感。初めの香りは素晴らしいが、早く飲まないとどんどん平板になっていく…。揮発性の高い香味成分を中心にアロマが構成されている印象。バーで一杯目に飲むのにはいいかも。

 
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#ジャパニーズ #オフィシャル

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