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Kavalan Solist ex-Bourbon Cask(カヴァラン ソリスト ex-バーボン樽)


Kavalan Solist ex-Bourbon Cask (カヴァラン ソリスト ex-バーボン樽)
59.4% 700ml
カスクNo.B100820017A
ボトルNo.183/190本ボトリング
カスクストレングス
ノンチル・ノンカラーリング
台湾現地購入

朝霞のBar「Shot Bar AYA」さんにて。
ソリストは昔ミニチュアボトルで飲んだことがあり(過去記事)、とても良いフルーツ香があった覚えがあります。
マスターからのオススメもあり頼んでみました。

飲んでみて大正解。
前回とは違った種類のフルーツ香。なおかつ、一つ前に飲んだエドラダワーより度数が高いというのに、アルコール感がまったく気になりませんでした。「清涼飲料」という言葉がピッタリはまりそうな印象の香味でした。

 


【アロマ】
グレープフルーツの皮と洋梨の皮が混ざったようなトップノート。衝撃的な清涼感。しっかり嗅ぐと、梨の実の部分、フルーツキャンディ、心地よい生木香、カラメル、湿った草。終始、嗅いでいて涼しい(笑)。

【フレーバー】
拍子抜けするほどアルコールを感じない飲み口。ただし、飲み進めていくと舌がピリピリするほど感じられるようになる。渋味と苦味が目立つが、味全体の中ではうっすら。後味に心地よい樽風味。

【総合評価】
前回飲んだボトルとは違った種類の心地よいフルーティ香。度数の高さが気にならない点も魅力。ただやはり、良いフルーティ香はすぐに消えてしまう点は共通している。加水も短時間しかもたない。注ぎたてで楽しむのが肝要。


この一杯を飲んでいたら、マスターが他のカヴァランのミニボトル(写真左:コンダクター 写真中:コンサートマスター)を一杯ずつ出してくれました。やっぱり飲み比べが一番楽しい。

どちらのミニボトルもずいぶん前からボトル棚にあるのを見ており、昔フルボトルで飲んだときとは全く違った味になっていました(笑)。
ただ、単純に不味くなっているのではなく、コンダクターはバタートーストのような甘く脂っぽい香りがしてとても面白く、さわらの西京焼きのような香りとも感じ取れました。また、コンサートマスターはいい感じに酸味がついて、オールドボトルのスイートベルモットのようにも思えました(香りだけ)。

「本来の味を失っている」という点は別にして、ヘタるということが必ずしも悪い事ではないと思えた貴重な体験となりました。

この一杯で締め。久しぶりにBarに行き、美味しいウイスキーを飲む楽しさを再認識しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#ワールドウイスキー #オフィシャル #カヴァラン

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