スコットランド・スペイサイドのクライゲラヒにある「ハイランダー・イン」は、ウイスキーファンなら一度は宿泊してみたいホテルだ。バーにはウイスキーがずらりと並び、これまでに何名かの日本人バーテンダーが活躍した。その東京支店が、東京メトロ・中野坂上駅からまもない場所にある「ハイランダー・イン・トウキョウ」。ウイスキーはもちろん、ビールや本格的なパブフードが愉しめる。ウイスキーはいろいろな種類が飲めるよう、ハーフショットで注文する客が多いとか。
お勧めビール
「ディエス・イレ・バーレイワイン」(左) 400円/30ml
アルコール度数10.9%のバーレイワイン。ワインとあるが、ブドウではなく麦芽を使用して長期熟成した高アルコール度のビール。
「クリンナヴィブル・ウイスキービア」(右) 400円/30ml
ピートで燻製されたウイスキー麦芽を使用して醸造後、シェリー樽、バーボン樽で11か月熟成された14.5%のストロングビール。
共に、オーストリアのグスヴェルク醸造所の銘柄。
お勧めウイスキー
「ラフロイグ1997 18年 アレントレーディング ワールドバーツアー」(左) ハーフ1,400円
台湾のインポーター・アレントレーディングが世界の有名バーとコラボレーションしたシリーズ。スコットランド「ハイランダー・イン」に復帰した、皆川達也氏が選んだ第2弾ボトル。
「秩父2010 6年」(中央) ハーフ1,200円
人気の高いベンチャーウィスキー・秩父蒸留所の樽から、皆川氏が厳選した1樽。熟成年数は短いが、磨かれた味わい。
「グレンファークラス1991 19年 ファミリーカスク 175周年記念」(右) ハーフ750円
信濃屋と皆川氏がジョイントしたアニバーサリー・ボトル。シェリー樽で、味わい深い濃厚なウイスキー。
お勧めフード
「スコッチハギス」 1,000円、「ブラックアイル」 ハーフ700円
ハギスはスコットランドの伝統料理で、プディング(詰め物料理)の一種。茹でた羊の内臓のミンチに、刻んだ麦や玉葱、ハーブなどを加えて羊の胃袋に詰めている。日本で羊の内臓は入手しづらいが、鈴木さんが本店のハギスに近い味わいを目指して作っている。隠し味は、添えられたタリスカー。スコットランドのオーガニックビール「ブラックアイル」との相性抜群!
Highlander inn Tokyo
東京都中野区中央2-1-6 コーポ武蔵屋B1F
03-3366-2588
17:30~02:00(L.I.00:00)
不定休
チャージ・サービス料なし
席数 25
ビール 500円~、ウイスキー ハーフショット500円~、フィッシュ&チップス 950円、シェパーズパイ 1,100円(以上、税込)
#今宵の一軒~東京都中野区~