新宿・伊勢丹のテイスティング・バーに行ってきました。
関西に住む私にとっては、たまの東京出張のついでくらいでしか新宿には行けないのですが、その東京出張もほとんどが日帰りで、新宿に立ち寄るには時間的にきびしかったりします。が、今回の出張は、月曜の早朝からの用件で前泊もOKだったので、これ幸いとばかりに伊勢丹にも行ってみることに。
昨日がその月曜日だったのですが、東京へと移動したのは一昨日の蝉の顔をした日曜日。家でぐずぐずしていた所為で、JR新宿駅に到着したときにはすでに18時半を過ぎてしまってました。おまけに、伊勢丹がどこにあるのか知らなかった私は、JR新宿駅の西口から出てしまったので、ぐる~っと歩いてようやく伊勢丹へ。インフォメーション・カウンターのきれいなおねえさんにウィスキーの試飲をしている場所を尋ねて、そこへと一目散。
黒を基調にした、シックなオーセンティックなバーを思わせるスタンディングのカウンターのむこうには、主にボトラーズ物のボトルがずらっと並んでいるし、とてもデパ地下とは思えない雰囲気。
ボトルの中には、先日、SAKE SHOP SATOさんにお邪魔した際に気になった (あ”、佐藤さんとこへの訪問記を書こうと思ってたのに忘れてます!) Speciality Drinks の The Single Malts of Scotland シリーズのボトルも。
期待に胸をふくらませながら、おずおずとカウンターの中のバーテンダーさん(?)に「試飲させてもらいたいんですけれども」とお願いすると、「すみません。オーダーストップは7時なんで」と、すべり込み、アウト!
けど、1分進んでいる私の時計を見ると、ちょうど7時・・・時間に厳しい方のようです。
(注:伊勢丹は20時まで開いていますが、テイスティング・バーのラストオーダーは19時。ちなみに、梅田の百貨店は21時まで開いているので感覚がずれてました。)
地元だと「そこをなんとか、一杯くらい…」と粘るところですが、その日はお行儀良く退散 → 標準語に弱い私。
で、次の日(昨日)の仕事というのは、インドから来られた方との簡単な打ち合わせだけだったので、昼過ぎには用事もなくなり…前日のリベンジという訳ではないですが、もう一度、新宿・伊勢丹へ。
今度は、試飲できました。
The Single Malts of Scotland シリーズのオルトモア13年、クライヌリッシュ13年、Berrys” Own Selectionのロングモーン、ジュラのオフィシャルでオロロッソ熟成、そして、最後に、Impressive Caskのストラスクライド 37年を試飲させていただきました。
バーテンダーさんにも色々と話を伺いました。ありがとうございました。
初めての所だったし、やっぱりちょっと回りが落ち着かない所為もあってか、しっかりとテイスティング出来ませんでしたが(静かなところだと出来るってわけでもないですが)、The Single Malts of Scotland シリーズは、バーテンダーさんも仰ってましたが、非常にコクがあり、とろみも感じました。どちらも、バーボン樽熟成のカスク・ストレングス。特に、最初に飲んだオルトモア13年は、麦芽の甘さもスッキリした中にコシがあって、かんなり気に入りました。 きっとこれは近々購入すると思います…きっと、SAKE SHOP SATOさんで、ですが。 伊勢丹さん、ほんとうにごめんなさい。
クライヌリッシュは、まさにクライヌリッシュらしい満足のいく香りと味。
ロングモーンは、フィニッシュにミントの清涼感と遅れてチョコレートも感じられましたが、なにぶん度数の高いのを飲んだ後だったので、分かりませんでした。
ジュラを飲む頃には、正直、どの特徴がどのモルトのなのか、だんだんと分からなくなってきまして。。。
でも、ひと休みしてから飲んだストラスクライドは、文句なしにうまかったです。 私のなかでの、グレーンに対する評価がガラッと変わりました。
ところで、今週は、もしかすると東武百貨店池袋店に行くべきだったのでしょうか。
オフィシャルのグレンモーレンジの試飲って、まさかボトル・デザインが変わった新シリーズのじゃないですよねぇ。。。むむぅ。
#リカーショップ