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アベラワー 12年 ダブル カスク マチュアード

先日、大阪・梅田の成城石井で、家での普段飲み用に アベラワー 12年 ダブル カスク マチュアード を買いました。箱の裏には、正規輸入代理店以外の輸入者の名前が書かれたラベルが貼ってあったので並行輸入物であることはすぐに分かったのですが、私の知る限りでは底値だったので迷わず購入。

昨夜、それを飲んでいて、何気にボトルの背中側を見ていると、フランス語で何やら書かれたラベルの下に 2005/11/02 の文字が。。。

確か、これって、日本では今年の初め頃に新商品として発売されたのでは??と思いつつ、ちょっとネットで調べてみることに。

私は、並行輸入物の場合、まずバーコードを見ることにしています。バーコードの最初の2桁は国コードと呼ばれるもので、それを商品化した国がわかります。手元のアベラワーだと、30なので「フランス」ということになります(箱にもボトルにもフランス語が至るところに書かれているので、フランスから輸入されたものであることは明らかなのですが)。

これって、フランスでボトリングされたモノってことでしょうか??

とりあえず、”アベラワー 12 ダブル カスク”でグーグルってみると、ある酒屋さんのサイトで『本来はフランス向け』という記述を発見。ん?えーっと確か…と思って、モルト・ウィスキー・コンパニオン -5th Edition- を開くと、「アベラワー12年、ダブルカスクマチュアード、40度」が載っていて、『主にフランス市場向け』と書かれてあるけど、手元のボトルは43%

では、ということでアベラワーのサイトの商品一覧をみると、Franceと書かれた下に、12 Year Old Double Cask Matured がありました。写真の下には、『新しいオロロッソ・シェリー・バットの中で手間暇かけて熟成』と説明が。やっぱり、モルト・ウィスキー・コンパニオンに書かれているものとも別物?

アベラワーのサイトには、発売開始時期は書かれてありませんでしたが、もしかすると、2005年よりも前から発売されてたのでしょうか。
今年の初めのは、【国内では】新発売ってこと?それとも、2005/11/02 は日付ではない? 新商品だと思って買ったけど、これはまったくの別物??

♪でもそんなの関係ねぇ!、そんなの関係ねぇ~。(もしよろしければ、小島よしおのネタでも)

だって、おいしいですから。

私の飲んだ アベラワー 12年 ダブル カスク マチュアード は、まさに「これぞスペイサイド」と言った感じで、よく出来ていてコスト・パフォーマンスもいいと思います。
箱に書かれてあるテイスティングノートには、

色:金色を帯びた琥珀色。わずかにルビー(深紅色)。
香り:赤りんごのフルーティーさをともない、柔らかで円熟している。
味:シェリーの特徴とフルーティーな香味のバランスがとれており、濃厚なチョコレート、トフィー、シナモン、ジンジャーのスパイシーさ。
フィニッシュ:暖かく、ある種のスモーキーさと穏やかなコショウの香味がいつまでも続く。

とあります。
私の印象は、(オロロッソの割には)シェリーよりも、麦芽のドロップのような甘さ、刈った芝、の印象が強かったです。。。やっぱり、新商品とは別物なのかな。

アベラワーのサイトでは、これまでの細身(普通?)のビンの10年、15年もまだまだ現役続投の様子。並行輸入物だとしても、こちらもまだまだ入手はできそうです(情報の正確さに責任は持てませんが)。 ただ、ペルノ・リカールのサイトも見ましたが、アベラワーには、それほど力を入れてはいないように思えました。

すごい事実を発見できるかもと思って調べ始めましたが、まめ知識にもならない程度の情報しか… U-ェ-U

#モルト

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