昨年の春に東京へ出張した際、リカーズハセガワさんで購入したボトル。
疲れていた時、ふと、ボトリングナンバーが笑えたので♪
イチローズモルトとは書いてないけれど、羽生のモルト。
そうそう、店員さんに「マシューDフォレストってどういう意味ですか?」と尋ねた時、
「あの偉大なフォレストさんですよ。フォレストさんが羽生を気に入っておられて、
今回はその彼への追悼のボトリングなんです。」と答えてくれたんだけど、
「こいつはフォレストさんを知らんのか?!」という表情だったのを思い出す。
ごめんなさい、いまだにフォレストさんを始め、ウイスキー界の著名人について
誰がどれだけの影響を与えてきたのか、ほとんど知りません。
香り
ストロベリーの様な酸味、ウッディで甘い香り、ややスパイシー、そしてオイリー。
味わい
最初はスパイシーで強烈なウッディを感じる。
しかしそれはすぐに変化し、刺激が終わると
甘酸っぱいストロベリーが口に広がってくる。
オイリーな口当りが良く、熟成から来るチョコレートも感じられる。
加水後の味わい
極めてフローラル。甘くも無く、スパイシーでも無く、ドライで気品のある香り。
全く違うモルトかと思わせる。
後味
色付いていない青い苺。ドライで短い。
加水した時はモルティな香りを長く感じる事ができる。
総評
手品かと疑う程に、グラスの中でモルトの変化に驚かされる。
ニートと加水でも随分違うので、どちらが好きか意見が分かれるはず。
しかしどちらでも面白く楽しめる。羽生モルト、おそるべし!
#羽生(ichiro’s)