アイラ島とは違って、本国は蒸留所見学に関して規制が厳しいのか?昨日の撮影規制で少しブルーな状態でしたが、、、、スペイサイドでは大騒ぎしました。
ダルウィニーへの予約受付はグレンフェデックで行います。しかし、、、ウェブの予約が正しく伝わっていなかった。15分ほど交渉すると、「ごめんね、こっちの予約表に間違って記載されていたよ。今から案内するから大丈夫だよ」とのコメント。当たり前じゃ!
ダルウィニーはすべての工程を手作りで行っている大変珍しい蒸留所。キルン塔から煙が上がっています。
残念、フロアモルティングは昨日終了したばかり。真似事で済ますことに。
ピートがガンガン焚かれた乾燥室へも入れます。すごい香りだがラフロイグよりは柔らか。
理由はピートを直接燃やしていないため。写真はチャコールを敷き詰めた釜。ピートは隣の釜で焚かれます。ラフロイグとは異なる仕組みですね。
マッシングも豪快。同じ蒸留所でキニンビーが生産されていますが、モルトからマッシング釜まで異なるものを使っています。このマッシング部屋には2つのマッシング釜があります。
発酵釜は全部で19基。莫大な数です。ものすごい勢いで発酵しています。
今回のツアーで同行のタイ人カップルと楽しいひと時。あちらにはシングルモルトがほとんど飲まれないそうです。私もメコンウィスキーしか知りませんね。
当然ビールを発酵液を頂きます。おいしいです。
ポットスチルは9基あります。日本ではあまり知られていませんが、生産能力は莫大です。
当然樽工場も見学。すべて自社生産、手作りで行っています。
リチャーは驚きの2分間。低い温度でじっくり焼いています。
内緒で倉庫もパシャ。雪解け水が天井から漏っていますが気にしません。ちなみに97年のシェリー樽をちょっと試飲。
今回のメインイベント、71年ものカスクストリングス。う、美味すぎます。
いままでのうっ憤を晴らすような、大はしゃぎのツアーでした。こりゃ勉強になった。
#2010 春 Scot