に行ってきました。というのは嘘です。でも半分本当です。理由は読んでいけば分かります。
久しぶりに白楽のラディへ行ってきました。もちろん飲みに行くのと、とりおきしてもらっていたモルトウィスキー・コンパニオン最新版を取りに行くためです。店の中に入ると、とあるお客さんが小瓶を広げてなにやらマスターに営業をかけている。どうやら酒販店の営業さんのようでした。
あまり立ち入っては悪いと思い、僕はひとりビールを飲みながら新しいウィスキーコンパニオンを手にとってハァハァしていました。するとマスターが試飲したグラス(もちろんグラスに中身がある)をこちらに持ってくるではないですか!というわけで私もおこぼれを頂戴させていただくことに。。。
そして私の前のカウンターはあっという間にグラスで埋め尽くされました。
お話を聞くとこの営業さんはエイコーンの営業とのこと。というわけで、エイコーンのプチ試飲会になってしまったのです。
僕みたいな素人が酒販店の方とお話しする機会はあまりないので、ここぞとばかりにいろいろなお話をさせていただきました。営業さんが今回持ってきた中ではシグナトリーのメゾン向けのラフロイグやポートシャーロットなんかが抜群に美味かったですね。ラフロイグはシェリー樽熟成でも塩と煙と果実の甘みがいい意味で拮抗しており、1つのお酒で色々な味が楽しめる非常に面白い味に仕上がっていました。ポートシャーロットはとても力強い。南アイラ3兄弟とはまたちがう力強さとおいしさ。爽やかなんだけどオイリー、煙っぽくないフェノール、ブルイックラディ蒸留所独特のピーティさが凄くよく出ています。飲んでいて僕も発注したくなっちゃいました。
と言うわけで、今回のラディは正式には最初のビールを入れて3杯程度しか注文していないのですが、ベロベロの一歩手前まで酔っぱらってしまいました。
#whisky and whiskey