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薬剤師87OFF会 ~その1~

タケモト様主催のOFF会「87Malts Night !!」に参加してまいりました。
仕事が超忙しかったので遅くなりましたが、いくつかに分けて報告させていただきたいと思います。
(写真入れてみました。今後思い出したものがあったら追記は逐次すると思います。)

ウィスキーは買ったボトルを自宅で楽しむスタイルが馴染んできた私にとって、主な情報源となるブロガー様達があつまるOFFで一言お礼を言いたいなというのがきっかけだったのですが、用意されたボトルの豪華さと皆さんのウィスキーへの情熱や知識の深さの方に興味が行ってしまって純粋にモルトを楽しませて頂いたOFF会でしたw

お会いしたことがない方々ばかりでしたが、タケモト様を筆頭に想像していた印象とは皆さん違っていてその辺りのOFF特有の感覚も面白かったです。私自身も同様のことをタケモト様に言われましたが・・・w

さて、テイスティングノートフォーマットは目下検討中ですので、今回のものについてはラフに書かせていただきますね。

ブラインド用以外のボトル全景。壮観です。
 

starまずは第一部。美味しいボトルをみんなでテイスティングしながらワイワイ飲もう!という事で、1ボトル毎に2名ずつ自己紹介を兼ねたテイスティングコメントを出していくという進行でスタートしました。


malt1発目はマッカラン1966 推定17年 43% OB イタリア向け
香りはまさにマッカラン。熟成香はあまり感じられずフレッシュなシェリー。
ちょうど先日90年代流通の18年を飲んだばかりだったので良い復習。
微妙に違うのはシェリーの風味。こちらの方が葡萄のフレッシュさを感じる、比較すると18年の方はワインだった気がする。
長熟シェリーにある渋みのフレーバがまだ出ていない1966というのが新鮮でした。

 ※第一部完あたりで、ステイさせたものを飲みましたが、クリームが出てきてました。
  マッカランでこのフレーバはあまり感じた事がない気がします。
90年第初期のOBエドラダワーにあったフレーバかな、石鹸ではないです。


malt2発目はグレングラント 1956/2005 46% GM メゾン向け
開栓直後からか強めのアルコール臭。少し回して落ち着かせると葡萄のような香り。
アンズジャムのような甘みが来て紅茶、熟成香、シェリーで鼻に抜けて再度アンズ、チョコ。
この変化はバランス感。シェリーが序盤に続くのだったら、持ち込んだ生チョコを自分の分だけでも出しておくんだったと少し後悔。これは合わせて飲んでみたかった。

ここまで、リベットウォータと合わせて飲んでいたが悪くはない感じ。
ただ、やはりジャムへ相性は森水の方が好み。

 ※第二部辺りまでステイさせていましたが、思ったより変化していないイメージでした。
  コメントされてる方もいましたがデキャンタキットやってみたら面白かったと思います。


malt3発目はタケモト様が少しブーケットと迷われてボウモア 1966/2009 44.9% DTSP を先に飲むことに。
香りはフルーツとピート香。なんともいえないかぐわしい香り。
1993のPD1stボウモアと共通フレーバを探したが別路線の感じ。
どちらかというとグラントのジャムとは違うドライフルーツの凝縮した甘さ感。
思ったより変化せずドライフルーツズドーンというイメージ。
変化を楽しみたいが残しておくとグラスが溜まっていくジレンマ。
そうそう、これは森水が素晴らしく合いました。


malt4発目は目玉のボウモア 1966/1984 53% Samaroli Bouquet
香りは芳香なフルーツ、完熟桃。
桃、パイナップルのフルーツが来てピートで鼻抜け。抜けている間の舌の上にどっしりマンゴー、その後は再度フルーツの嵐。この鼻抜け後のフルーツは1993で感じたものと同じもの。これがタケモト様が言いたかった60年代との共通項かと納得。DTSPと比べてみずみずしいフルーツを感じます。私の感覚で言う南国感とは違いますねこれは。そういう意味で秀逸なバランス感。
熟成年数も10年代後半あたりというのはこういうバランス感とパワーがあって非常に良い。もともとパフューミーは苦手なので94、93ボウモアを飲んでからでボウモアを再評価した為、60年代に93のフレーバを見つけようとする逆流路線になってしまうのは許してくださいw
水はこれに関してはどちらも悪くなかったと思います。ただ、フレーバがまるっきり変わりました。鼻抜け重視ならリベットウォータかも知れませんが、少しアルコール感が出ますね。

 ※第一部完くらいにくりりん様がステイさせていたものを一口頂く。
  鼻抜け時のフルーツの量が山積みになってました。
  別のフレーバーが増えているというよりあったフレーバーが倍くらい束になっている感じ。


malt5発目はオード 1962/1984 58% Samaroli Bouquet
香りはナッツ、フルーツというよりはクリーミーな甘い香り。
素晴らしいピート、梅ジャム、花(なんでしょうねこの花。記憶にあるんですが思い出せませんでした)で鼻に抜ける。ナッツが来てまた麦と梅ジャム、キャラメルがスーッと伸びる。非常にスムーズでアルコール感は皆無。
どちらのブーケットも美味しかったんですが、好みで言うとこちらの方がストライクかも知れません。1部の5本の中で一番早く飲みきりました。梅ジャム、バランス最高。
惜しむらくは変化を見れなかったこと。20mmで申請してたので、あと10mmをどこかで頂いてステイさせておけば良かった。まあ既に終盤は酔いが回ってどれステイさせていたんだか忘れたグラスが増えちゃいましたが。。。

 ※第一部完くらいにほんの少量残っていたものを飲んだときはバニラっぽい香りを感じました。

ここで一旦休憩して、第二部。
この時点でもう0時は過ぎていました。早い!

~その2~へつづく。。。。

#雑記

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