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薬剤師87OFF会 ~その4 完~

「87Malts Night !!」参加報告~その4 完~ 参加を通しての感想とまとめです。

仕事が忙しかったというのもありますが、色々考えさせられることもあって考えながら改稿を重ねていたので遅くなりました。。。
今回の感想編で、「87Malts Night !!」参加報告は完となります。

基本的にテイスティング会、フェスタ、OFF等を含めてウィスキーのイベントというのはなぜか出ようと思えなかったので、このようなウィスキー関連のイベントに顔を出したのは今回のタケモト様主催のOFF会が初めてでした。
参加のきっかけとしては、機会があったらお会いしてウスケバブロガーの方々に一言お礼を言いたいなという、ある意味個人的なお話でした。そう思いつつも関東OFF第一回に出席できなかったこと、タケモト様のブログを拝見していて認定ボトルは自分のストライクゾーンが多いので感覚が似ておられるというのもあって、一読者としてご本人や100点ボトルにも興味が湧いていたというのも後押ししています。

家飲み主体の私にとって今回参加したイベントはいろいろな面ですごく新鮮で、でも嫁とあーだこーだ言いながら飲んでいるのとどこか似ているようなそんな雰囲気のOFF会でした。タケモト様のモルト好きを精一杯もてなそうという惜しみない心遣いを、純粋なモルト好きが集まってきっちりそれを受け止めて盛り上げ合えた結果そのような雰囲気がうまれたのかなと、そんな風に思いました。参加人数としても全員の顔が見渡せてグルーブに別れることもなく皆の意見が交わせるような丁度良い人数だったのだと思います。

今回の参加において、昨今の風潮(この業界だけでなく広義な範囲)として有名人が言ったものが凄いというだけで自分の感覚で判断しないような傾向があり、また一方で今度は自分では買ったりせずオープンされている情報だけをかき集めて想像で批判したり煽ったりするというような人達もいて、ネットのそういう負の情報が集約しやすいというマイナス面を持っていることも手伝い、趣味や嗜好品に対する本来のある意味自己満足的な楽しさをみんな忘れてしまっているのかなと、ふとそんな事を思いました。これはウィスキーだけでなくオーディオや家電等色々な分野でも同じように思います。

店のブログ等ではそういう情報を胡蝶したり便乗するような販売戦略も見受けられますが、こうやってモルトへの愛着とパワーのある消費者がうまく楽しさを引き出してその場の雰囲気、ワクワク感を伝え、更に次のステップを目指すようなある意味別路線で業界を牽引して行けるというのは、これはこれでネットの良い面なのだなぁと、ようは活かし方なのだなとそういう点も実感させられました。

また、個人的に注目していたテイスティングに関しても思った以上に色々な感覚の方がおり、特に今回出席された方々のように色々なボトルの経験があれば感覚は十人十色なのだなと、第一部、第二部通した皆さんの意見を聞いていて感じました。やはりこれだけ違うと、モルトに慣れてない方が単に「美味しいモルト」という括りで飲まれるのはやっぱりどこか勿体無いと感じてしまうのは性分ですね。折角飲むのだから「どこ」が「どう」美味しいかを楽しんでもらいたくなります。ただ、まあこれも嗜好の部分ですから、かたっくるしいことは考えないで気楽に飲ませろという方がいてもおかしくはないとも思いますけれど・・・。そういう私自身モルトはアルコールというよりも美味しい食べ物の一つという感覚もありますしねw

そんな嗜好の違いという意味で今度機会がありましたら、各自が自分の苦手ボトルを持ち込んで嫌なフレーバを皆に探してもらうという逆路線的なブラインドも面白いかなと思ったりして・・・もう思いつく限りのあらゆる不味い要素を言ってくれとw 自分の苦手ボトルならけなされてもうなずけますし、もしそのボトルが逆に好みという方がおられれば好み部分も語ってもらって自分でも感じられるか、どこが嫌なのかを考えてもいいし、喜んで頂ける嫁ぎ先として気楽に差し上げることも可能かな~なんて考えていました。

starそんなこんなで、色々な方と交流できてタケモト様にもお会いできたので、これをきっかけにブログもこうやってチラホラ更新しながら少しずつモルトに関する考え方と、色々な方のつながりを自分なりに温めていこうと思います。タケモト様、参加者の皆様にはこのようなモルトについて色々考えられる機会を頂き本当にありがとうございました。関東OFF第二回は参加予定ですので、またよろしくお願い致します。

#雑記

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