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薬剤師87OFF会 ~その3~

仕事が立て込んでいて更新が遅くなりました(ある意味いつも通りの更新頻度とも言いいますが)、すみません。。。

「87Malts Night !!」参加報告~その3~です。(写真は後ほど。)
第二部ブラインドテイスティングの2本目のボトル。


malt2発目はボウモア 1969 9年 58% OB ジャッコーネCaskNo.6634
香りは熟成臭、と古いボトルの臭い。アルコール臭。複雑な香りはまだしませんでした。
味はナッツ系、グレープフルーツの皮、レザーのような苦味。
余韻は引っ張らずすっと抜ける感じ。少しアルコール感のような辛味が強くぼやけるが若干ナッツの余韻。

所持ボトルである1970年代のコールバーンの香りが最も近くノージングだけだとそのイメージから抜けられませんでした。
味としてはリフィルシェリーという感じでそこからイメージが膨らまず、ほんとうに難しいボトルでした。
また、王道蒸溜所、開栓直後という事で全くその他の蒸溜所と蒸留年は想像がつきませんでした。
熟成香と加水を感じたような気がしたので総合して、コールバーン 17年 49度、と回答。

回答はボウモア!しかも、タケモト様が1993ボウモアと似ていると仰っていたジャッコーネボトルでした。
いやーこれは共通項を感じられなかった残念です。今こうやって冷静になってみると酔っ払ってなければ絶対共通フレーバーを見つけてやる!と意地になってステイしたものをきっと飲んでいたと思いますねw ボトル公開後は時間がたったからかフルーツ感を感じたような気がしましたが。。。
このボトルをSakamoto様がほぼ正解され、タケモト様が宣言されていたシークレットボトルを開ける宣言が出ました!

※このボトル、ラベル写真とり忘れたようです。すみません。。。
malt3発目はグレンエルギン 12年 43% OB 1970年代流通

香り リフィルシェリー、ナッツ系、若め熟成のアルコール臭。
味 ほんのりイチゴジャム感、酸味が少し。余韻は短めで鼻抜けで麦感が少々、その後はナッツ。

スペイサイドの70年代の若め加水ボトルというイメージでクラガンモア、蒸留年1975年前後、熟成年12~14年 46%前後と回答しました。ただ、あるバーとないバーがあるという点で蒸溜所はあたっていないだろなと思っていました。それ以外のスペックは比較的当たっていたように思いますね。

このボトルはなんとクリリン様がボトル指名で大正解。ボウモアのSakamoto様もそうでしたが本当に皆さんすばらしい感性と経験をお持ちですね。


malt4発目はタケモト様のシークレットボトルローズバンク 15年 61% OB 1970年代流通 ゼニス

香りからは清々しいフルーツが爆発。
味はリンゴの蜜、酸味。非常に新鮮なフルーツでハチミツ感ほどこってりとしたものではなくフレッシュな青りんごのようなそんなフルーツです。それ以外の要素がぼやけるほど鮮烈な感じでした。これは驚きました、経験がない味でした。

直感は飲んだことがない蒸溜所。イメージと重なるのは、SMSのクライネリッシュ 1982 27yを少し若くしたようなイメージだったので、回答はクライネリッシュの20年前後としました。ローズバンクという意見も周りでは出ていたので、私の記憶にあるハチミツ感、南国感、レザー感あたりでローランド臭を感じ取ろうとしたのですが、全くわかりませんでした。コレがローズバンク!というのが正直な感想です。しかも、かなり古いはずなのにこのフレッシュ感。タイムマシンで持った来たんじゃないかと思うくらい古さを感じませんでした。脱帽です。

第二部はこの後同じゼニスの20年ローズバンクを飲ませていただき、その後はフリーテイスティングとなりました。

~その4~へつづく。。。。

#雑記

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