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【C】 COLEBURN / コールバーン

スペイサイド地区C

【C】 COLEBURN / コールバーン

●ウェブ・サイト・・・・なし
●所在地・・・・・・・・Longmorn,Elgin,Morayshire
●創立・・・・・・・・・1897年
●閉鎖・・・・・・・・・1985年(ライセンス返上1992年)
●所有者・・・・・・・・J & G Stewart Ltd.(UD社の子会社)
●発酵槽・・・・・・・・不明
●蒸留器・・・・・・・・初留×1基 再留×1基
●仕込み水・・・・・・・ローゼス谷の泉
●ブレンド銘柄

スチュワーツ
アッシャーズ

*スチュワーツとアッシャーズは共に現在もJ&G.スチュワート社よりリリースされているみたいだが、コールバーンがブレンドされているかは不明。元所有者だけに可能性はあると思うが・・。

【ティスティング No.19】

コールバーン 1972-19?? 40% ゴードン・アンド・マックファイル詰め
Connoisseurs Choice (多分1993~5年位のボトリング)

【色】
深い金~銅色。カラメルかも知れないが、コニサーズ・シリーズは色が似てる(チャート1.0~)

【香り】
シェリー、カラメル、ナッツ、酸、ゴム(嫌な感じでは無い)。・・梅酒?。

【味、フィニッシュ】
シリアル&ゴム。バニラ程良く切れ早め。アフターにフローラルさが見え隠れする。奥行きは余り感じないが個性的な味わいだ。

【総評】
歴史的ブレンデッド・ウイスキーのアッシャーズにブレンドされているだけに、閉鎖されたのが残念な蒸留所だ。オフィシャルのシングル・モルトとしてはリリースが無いので、どの辺りを基準にするかで思い入れ具合も変わってくるでしょう。

さて、今回のボトルですが、バランスはさほど悪くないものの、G&Mにしては個性的な味わいで中々楽しめる1本になっている。ま、私だけでしょうが、トップ・ノートに梅酒のような香りを感じた。ゴム系の香りは存在感があるものの、嫌味になっておらず、むしろウイスキーの厚みになってる所が面白い。

モルト・ウイスキー大全に掲載されているものと恐らく同じものなので、時間の経過での違いがティスティングに出ているかも知れません。ご参考下さいませ。

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#スペイサイド

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