奥さんが実家のお祭りで留守なので、自分でチャーハンを作って食べました。
志賀高原ビールのペールエールを飲みながら、
年の初めに飲んだ志賀高原ビールのミヤマブロンドの樽について思いをめぐらせていました。
そのとき飲んだ一杯は、今まで僕が飲んだミヤマブロンドの線上にありながら、香りも香味も明らかに異なっていた。
翌日、醸造担当の轟さんに聞いていみたところ、酵母を変えたのだそうです。
ミヤマブロンドの特徴的なレモンのような香味がより前面に感じられ、味わいの輪郭もくっきりとでている。
爽快感が増し、飲んでいるときはあまり感じないけれど、後味に残る苦味が長く続くように思います。
コレ、使えるシチュエーションが格段に増えている!!
このバージョンのミヤマブロンド、次の46会(鮨屋で行っている定例飲み会)でつかいたい!
と思ったのですが、問題がありました。
どこからどこまでが同じタンクからボトリングされているのかが解らないのです。
製品として、樽も瓶も同じタンクから詰めるそうですが、樽はロット番号が記されているため、出元がわかりるし、ディテールも確認できるそうです。
残念ながら、瓶にはそれがありません。
味わいがおおむね安定していることが大手のビールを購買するときの安心感に繋がっている一方、クラフトビールの場合、同じ銘柄であっても年毎の違いや試みよって、より多彩な表情を持つということが魅力のひとつにあると思います。
もちろん、大手のビールも味わいを変更することがあります。
そんな時はいつも、ラガーが苦くなくなったときの騒ぎが頭をよぎります。
でも、大概そういう時には、ラベルも同時に変更しているので購入前になんとなく知ることが出来ます。
サントリーのモルツは非常に解りやすい。大手のビールですが、戸惑うくらい、味わいが変わってくれる。
チャーハンを食べながら、昨晩の内に積もった雪を眺める。
沓野は相当積もっているだろうなぁ。
シングルカスクのモルトの場合を考える・・・長くなりそうなのでやめるw
志賀高原ビールのボトルにも、ちょ~っとだけでもいいので、印がされていて、どこかでそのロットの仕様やエピソードを知ることが出来たらなぁ、と思うのですが、ですが。
自宅でドリップしているくせに缶コーヒーとニュータッチのカップラーメンだけは、新作が出るとどうしてもチェックしてしまう。
“ゼロ”カテゴリーで連敗中でしたが、これはミルク感があるのに、飲用後に清涼感を感じるといった点でありでした。