本日の記事は二本立てです。
夕食前、奥様の作ったチリコンカーンをつつき、志賀のIPAを飲んでいるときのこと。
何気にみていたテレビの画面にベアード、サンクトガーレン、 常陸野ネストなどが映り、
夕方の報道番組NEWSリアルタイムの「ビール離れを止めろ!新発泡酒は“チョコ味”」と題したニュースに引き込まれました。
ビール業界の現状を取り上げつつ、サッポロが新しく発売するチョコレート風味の発泡酒について紹介するという内容です。
タイトルが自己崩壊してますけど~ww
なんでも、このチョコレート風味の発泡酒を開発担当したのは6名の女性で、
ビール類がダウントレンドの今、
そ こ を 払 拭 す る 商 品 を 開 発 し た」
チョコレート風味のビール類が目新しいかどうかはそれぞれです。
結論を言えば、それは以前からあるし、温故知新ではないでしょうか。
イングリッシュエールにも美味しいフレーバー物あるよ!
ヤングのダブルチョコレートスタウト(左)はチョコレートスタウトに実際のチョコレートも使用しています。で、ダブルです。
バナナブレッドビア(右)はマッタリとしたバナナの味わいが、ベースのエールと絶妙にマッチしていて、ランビックベースのものより好み!!
大手ビール類メーカーの方向性って、どこを向いているのかいまいち解らない。
以前、某問屋の営業に囲まれた酒席で、某クラフトビールの醸造担当者とともにクラフトビールの方向性について激論に巻き込まれたことがありました。
その問屋の営業様によれば、売れるビールは「いつ、どこで、誰が飲んでも広く受け入れられるものでなければならない」のであり、それを考えないビールなど取り扱いなんて出来ないのだそうです。
そのときのことを、なんとなく思い出しました。
売れるビールをつくることが、美味いビールをつくる、に結びつかないビール類メーカーの現状。
あるいは、その逆。
商品としては、大歓迎!!ですが、
発泡酒、第三、とか作ったあげく、結局ビール類ですか、わかりやすいですね。
もう、税金払っちゃいますか?
生まれた国ではビールなのにビールと名乗れない発泡酒や、税金しっかり納めても発泡酒なビール類もあるのに、第3のビール(第2の発泡酒というべきでは?)と同列扱いは失礼だろう。
何か、ビールを取り巻く現状に違和感・・・。
参考URL サッポロ ショコラブルワリービター
http://www.sapporobeer.jp/product/l-malt/chocolat/index.html