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コナン君大忙し Benriach 1976 for TWF

 ようやく届きました。
 私も直買いをとしていましたところ、
 お友達も直買いするというので、
 送付先を彼にまとめたのですが、
 その彼が多忙につき、ちょっとこちらへの到着が遅くなりました。

 まぁでも国内流通価格がアレですので、
 ちょっとくらい遅れても全く問題ないです。
 各位、ありがとうございます。

 Islayシリーズを中断して入るのはこのボトル、
 Benriach1976のThe Whisky Fair向けです。

 Benriach 36yo 1976 49.3% Sherry-Cask #731 for The Whisky Fair
  トロピカルあるシトラス。
  ピーティッド?
  蜂蜜ホットケーキ。
  樽木、幾分のワックス。
  口内で渇きながら青っぽさ、
  ミント、青りんご、スターフルーツ。
  カカオ或いはタバコの香ばしさ少し。
  ジンジャー、ペッパー。
  改めて南国よりのタンジェリン、
  パッションフルーツ、
  紅茶葉の苦みに隠れて桃を少し。
  香り、口内に広がる味ともにすばらしく延びる。
  経時的に非常にバニリック。
  多彩な味、しかし混和していると言うよりは、
  足し算で分離ぎみ。
 

 わぁ、すごい風味の広がりですね。
 76らしい南国よりのシトラスが出てきて、
 バニラを連れた樽木の甘さも追いかけます。
 シェリーは強くなく、
 紅茶飴な甘さを樽木と合わせた苦渋で締めます。
 これはフィニッシュならではの層をなす味わいですが、
 長熟ならではの複雑な味の混和感とは異なります。
 やや渋味を感じるのは長熟だけでなく、
 ベースがPeated-Hogsで、
 そこからのフィニッシュではないかと思うのですが、
 Peatedかどうかは推測の域を出ません。

 しかし、#414 for whisk-eや#963 for TWAに
 #8082 for Carusoにこの#731 for TWFと、
 ここいらのボトリングには
 樽の由来やボトリング本数に頭を捻りまくることが多くて、
 名探偵のコナン君も大忙しです。

 まぁ、旨けりゃいいじゃないのというのもありますが、
 情報はなるべく正確に欲しいというのもまたありまして。

 Longmornの小瓶は、残り2セット。
 まだやってますので、リンク先をご参照あれ。
 もう希望者なさげなので、
 いつかはわかりませんが
 気が向いたらどうにか処理します。

 1966やBatch10が安く飲めますようにと祈願をかけて、
 では、ごきげんよう。

 追伸:
 恒例のハイボール。
 青さが消えて桃が出てくるが、ウッド感の押しが勝つ。
 これだと、ピートというより樽木かなぁって思ってくる。
 フィニッシュ由来か?のべったりとした甘さが後口に残るのも、
 ハイボールとしてはキレが弱いと思う。

※ ボトルの表記に"for The Whisky Fair"の追記
  ハイボールの追記。
  Longmorn小瓶の追記。

#Benriach

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