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面白く美味しい Tomatin 1976 Exclusive Malts

 備忘録的ブログとはいえ、あまり私的な内容は憚れるのですが、
 まぁ何年か経って見れば思い出す日記でもあるので、
 ちょっと書き留めておきましょう。

 「今日は君が2号と選ぶはずじゃ?
  おいらが仕事を早く上がって、Wのラス1を買うのか?」

 上のは解けない暗号と思ってスルーしておいてください。
 さて今日はこのボトルを。
 これもとっくに上げていると思いきやまだだったね。
 かなりインパクトがあって面白美味しかったのに。
 Tomatinの1976年蒸留。
 Exclusive Maltsです。

 

 Tomatin 28yo 1976-05 51.1% Exclusive malts
  注がれた途端に辺りに漂うエステル香。
  ガム?消しゴム?ってくらいにパイナップルやパッションフルーツ。
  徐々に落ち着いて、トマチン76らしい南国感。
  樽からのスパイスや苦味がほとんど無いのは、
  開栓からの時間の経過だからか?
  しかしすごい、ジュースを混ぜてる?
  ミント、青い草。
  金柑蜂蜜ホットケーキ。
  余韻もあくまでパインジュース。
  むせるほど。

 いや~すごいです。
 注いでいる間にも、ちょっと一口飲んでみても、
 笑っちゃうくらいに粉ジュースなケミカル感。
 それが例えでなく、史上最上級にバリバリ。
 悪くないというより美味しいですよ。
 これ系が好きな方には爆発ですから。
 でも、ある一つのベクトルの極限値だな。
 うん。これは楽しい。

 まだトマチンの1976が爆発的な人気になっていない時に、
 この樽をもってきているのは全くの脱帽。
 先見的に極値を見せているなら恐るべし。

 では、ごきげんよう。

 追記:
  van der BoogのTomatinは未だ受付中です。
 

#Tomatin

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