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今日はこっち Benriach 1976 for van der Boog

 今日もわけわからないくらいの暑さでしたね。
 プールへのお誘いがあったのですが、
 都合によりお断りせざるを得ず、
 今日は、酷暑のなかドタバタした一日でした。

 さぁ、前回の予告通り、
 Benriachの1976の三役揃い踏みを進めましょう。
 Knko3rdの次はこれを、
 オランダvan der Boog向けの#3027です。

 Benriach 36yo 1976 44.2% Ref-Hogs #3027 for van der Boog
  開栓で。
  少し桃、シトラス、バニラクリーム、樽木甘さ。
  わずかに南国を思わせる方向のタンジェリンとパッションフルーツ。
  シトラスも皮やワタを連れず、苦みをあまり感じない。
  新しい木材或いは樹液感も適度。
  カスタードクリーム、ハニーホットケーキ。
  包むような甘さの下にシトラスを含むような感じは、
  #3032のwhisk-eを思い出すか。
  若干の南国よりの性質は、今後#3029のShinanoyaに向かう前兆か?
  経時的に樽木が少し顔を覗かして、
  それにつれて少しスパイス、シトラスの皮だが、強くはない。
  全体的にはオレンジ系シトラスの効いたクリームパフェ。

 ちょっと甘味がちながら、樽木が前面に出てこないので、
 シトラスの透明感が楽しめます。
 人によっては、ボディというか飲みごたえの太さに、
 Kinko3rdと比しての弱さを感じるかもしれませんが、
 そこは主観的好みによるもので、
 否定しあうのではなく、
 まさにそのウィスキーを飲みながら
 それを語り合うのもいいのではないでしょうか?

 このボトル、かなり前から出る出る情報は聞いていたので、
 van der BoogのStefanには頻繁にリリースを確認してしまって、
 彼もうんざりではなかったでしょうか。
 しかしそんな素振りを全く見せず、
 非常に親切に対応してくれた彼に感謝です。

 じゃぁ、次回は残るあれですね。
 では、ごきげんよう。

#Benriach

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