嫁さんとの愛の共同作業のおかげか、
フローリングは電鋸の力を借りてほぼ予定通りに行きましたが、
まさか巾木が数ミリアウトとは。
まぁ、素人工作だからそんなもんさ。
むしろフロアがちゃんと終わったのがめっけもん位に思わなくっちゃ。
しかし、今回は作業が階上で電鋸が階下だったから、
上り下りが一番きつかったという、普段の運動不足を物語る次第。
まぁここに合う巾木も調達したし、後は次の休みに気楽なフィナーレといこう。
さて、貰いものシリーズ第6弾(合ってるかな?)は、
Whisky FassleのTomatin、1977蒸留です。
Tomatin 30yo 1977 48.6%, Whisky Fassle, Bourbon Hogs
香りは初めに有機溶媒を感じて、油脂、梨、りんご。
徐々に麦、その甘さを抑えるように香木。
果実は酸味を増してブドウ、若干のチェリー。
口に含んではアルコールの刺激はさほどなく、
やはりチェリー、そして香木あるいは香草感。
塩気を伴うが辛さの出ないスパイスは、カルダモン優先でシナモンも。
舌の奥の方から蜂蜜バニラホットケーキを感じて、
果実もシトラスを足してくるが、甘さと酸味を残してプラムの果肉。
僅かに燻製のハム。(ホントにバーボンホグス?)
口内で揮発すると、塩気に生姜とピートを連れて上顎をややピリピリさせる。
残り香も酸味のある果実にスパイス、バニラが絡んで長く楽しめる。
全体としては、パワフルに圧倒的に推すタイプではないが、
味・香りともに一つの要素が突出せず複雑に絡んで、長く楽しめるボトル。
Bourbon-Hogsにしては、有機溶媒やチェリー、酸味、スパイス、燻製感など、
ホントに?樽木からなの?という風味が出てきます。
一方で、バニラ、ハニー、麦と、それらしさも来て、両者が複雑に交差します。
ありがたいことに、
小瓶とはいえ、フルショット以上のしっかりと量はいただけるのですが、
酔っ払って味わい損なうと次がないので、
遊びをする余裕がなく、結構緊張して飲むことになります。
ちょっと緊張したからって、イマイチな舌が大して改善するわけではないですが、
もったいない病が顔をのぞかせて、ダレさせてくれません。
そういう意味では、いつもの家飲みとはまた違った気分になりまして、
気を張って飲むべきお酒を気を張って飲むということで、
これはまた、楽しいかなっと思います。
では、ごきげんよう。
いや、今日はおやすみなさい。
#Tomatin