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前代未聞? Glendoronach 1994 for Kinko

 あまりに忙しいとブログが更新出来なくって、
 で、ようやく時間が出来たら、
 気持ちがぼよーンとして更新できなくって。
 結局どちらにしろ更新しないんじゃん。

 まぁ、元々の性格がめんどくさがり屋なので、
 仕方がないなぁ~と、自分で自分を慰めつつ。

 さて、そんな感じで日にちが空いた今日は、
 これ、行きますよ。
 KINKOさんのGlendoronach。1994蒸留です。

 Glendoronach 18yo 1994 55.3% 1st-Fill Sherry-Hogs
  開栓で。
  ナッツ、シェリーの樽木、クローブ強め。
  ややシナモン、パウダーのココア。
  飴のコーティング、プリンの上のカラメルな香ばしさ。
  少しのレザーに酸味を覚える鉄っぽさと煮干し。
  砂糖漬けのプラムとレーズン。
  僅かにアメリカンチェリー。
  カスタードクリームに蜂蜜かけのホットケーキ、
  或いはクッキーの甘さと麦が後ろから支えるように上がってくる。
  磨いた木材、少しの煙、幾分の硫黄臭。
  甘さが長く続いて、ミルクチョコアーモンドにドライフルーツ。
  加水に対してはバランスを保ってアルコールを落とし、
  甘香ばしく、アーモンドキャラメル或いはトフィー。

 前代未聞のラベルって噂を聞いた時には、
 3D(折り紙的にまさに立体とか、3Dメガネで見るとか、
 いわゆる立体視)なんじゃないかとか、
 全ラベルが異なっていて、パラパラ漫画でストーリーがあるとか、
 ド派手なインパクトばかりを夢想していたのは、
 大阪人の恥ずべき習性なの?

 減っていくお酒と共に月は欠けていき、
 ラベルのボトルも減って、
 グラスも飲み乾されていくなんて、
 う~ん、大人にオサレ。
 冬の澄んだ空気を通して月や星座を見た後、
 暖かい部屋で、このお酒をラベルを見つつ飲むのもいいかな。

 時折寄せていただくバーで、仕入れるお店を何軒か知っているので、
 そこで飲もうかと思っていましたから、
 今日開栓して書こうかどうか、ちょっと悩みました。

 でも、自分のお家でこのラベルの変化を見たいなっと。
 まぁ、手元にあるんだから今日書いても差支えなかろうし。
 なにより、どう見ても酒好きって人の選んだお酒だから、
 まぁ、ちょっと味見したいじゃないですか。

 そんなわけで、今日はこれ。
 購入ををお奨めするかどうか?
 バーで一杯飲むにも手頃ですし、
 ご自分で飲んでからご判断を。
 まぁジャケ買いしても面白いラベルですが。

 では、ごきげんよう。
  
  

#Glendronach

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