大雨の日曜日を越えて、日中はやはり暑いですが、
夜になると半そでのカッターシャツ1枚では
肌寒く感じるようになった、大阪の今日この頃。
本日も、毒見記事を続行いたします。
Benriach 33yo 1976 46.2% #3550, Hogshead, for The Whisky Fair
開栓で。
強く弾けるオレンジ、グレープフルーツ。
若干のヌカっぽさ、固さは開栓によるものか。
それでも口内で急速に立ち上がり広がるやや南国よりのシトラスは
余分な雑味がなく透明感を持って明瞭な輪郭を形作る。
するりと柔らかくバニラの甘さ。
樽木、木材感は少し控えめに
まだまだ堅い感じですが、シトラスの伸び具合はとてもいいです。
記念すべき第一回の記事で、#3550/#3558のTWFと
#3551のLMdWを比較するという贅沢を敢行いたしましたが、
その時僅差ながら総合点で首位に立ったのがこのボトルでした。
なぜか同TWFの#3558は日本国内でもいくつかの店で見受けられましたのに、
#3550の方は、結局お店で飲むことはできませんでした。
そんなに手に入れ難さに差があったの?
まだ正直あの時に飲んだほどの抜群な出来にはなっていませんが、
開栓すぐでこの果実の伸びと硬質な輪郭、
やはりこれから楽しめそうですね。
さぁ、今日も小瓶詰めをこなしたことだし、
ぼちぼち寝ましょうか。
では、ごきげんよう。(<=ってことはまだ寝ないのか?)
#Benriach