さて、更新をさぼっていた間の日記的備忘録は・・・
ルパン対コナンを見に行った。
クリスマスは生クリームのケーキとチーズケーキを作った。(私じゃない)
大晦日の天ぷらそばは、エビよりもイモ天が異常に美味しかった。
正月は神社を三ケ所。
明けたら台湾。
戻ってきたら親不知の抜歯。
辺りを書き残しておけば、また見たときに思い出すな。
さて、今日のボトルは昨年の総括で挙げながらも、
まだブログで取り上げていなかったBenrinnesを。
The Botllersの1985年蒸留、17年熟成です。
Benrinnes 17yo 1985-03 60.2% #1852 Ref-Sherry-Butt, The Bottlers
香りは少しの有機溶媒に載せて、
最初の一口と共に、すごいキューン。
煮詰めたドライフルーツ。
唐辛子。チェリー。
ワックス。磨いた木。
バター甘い。
磯っぽさを抜いた海苔の佃煮。
つげの櫛。少し昆虫。
強さ、複雑さ、高貴さ、猥雑さ、
絡み合ってなかなかに楽しめる。
カカオ、プルーンも。
絶対的な旨さではないですが、
しかし非常に面白く、強く印象に残るおいしさでした。
さて、ここではBenrinnesは初紹介なのですね。
じゃ、せっかくなのでもう一つ行っておきましょう。
A.D.Rattrayの1998年蒸留の13年熟成です。
Benrinnes 13yo 1998-12 53.5% #6850 Sherry-Butt A.D.Rattray
干しぶどうなドライフルーツ、
チェリー、ピート、焦げた木。
梅干し、煮干し。
複雑とまでは行かないが、
13年にしてはリッチ、そして雑ではない。
シロップ漬けのドライフルーツの裏から、
果実は酸味を増してくる。
幾分キューンとする系。
やや塩辛く、舌先にくる。
濃いめのシェリー感。
そこからなのか、13年にしてはしっかりとした熟成感もあります。
では、ごきげんよう。
#Benrinnes