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そりゃBBIですから Benriach 1976 for Japan

さぁ、大阪あたりは週末の雨上がりでぐっと気温が下がって、
めっきり秋の深まりを感じることになるらしいですが、
10月になることですし、衣替えには丁度いいですね。

そんな涼しさを感じ始めた今日この頃ですが、
まだまだ、この蒸留所は熱いです。
また出てきましたね。1976が。

Blended/Vated強化期間中のブログですが、
やはりここは間に割って入らざるを得ないでしょう。
だって、BBIですから~。

 Benriach 35yo 1976 44.2% #3032 Hogshead for Japan
  開栓で。
  蜜バニラ甘さとリンゴ、パイナップルの香りが華やかに。
  アルコールの刺激はあまり感じない。
  オレンジ、ジンジャー、クッキークリームと、
  口に含んでも最初は甘さ優先で、他の味は抑えめ。
  新しい木材、樹液。
  クルミ、蜂蜜バニラホットケーキ。
  喉の奥からの戻りに南国を感じさせる
  パッションフルーツとオレンジが顔を覗かせる。
  時間と共にバナナ&黄桃のバニラカスタードクリームがけと、
  甘さは非常に濃厚になっていく。
  さらに時間をかけて甘さが落ち着くと共に、
  ナッツ、ジンジャーを連れて、オレンジ中心のシトラスが充実し、
  如何にもBenriachの1976らしいと思わせる。

 樽番号が隣のせいか、#3033の台湾ボトルに近しい味を感じました。
 最初は驚くほどに甘さを感じましたが、
 それはまだ果実が抑制されていたために、よりそのように感じたようで、
 次第に果実感が増していき、期待通りの1976を味あわせてくれました。
 まだ開栓ですから、これからの伸びも充分に期待できますので、
 BBI、Shinanoya、Sunfavorite、whisk-eと
 Hogsheadの1976が最近食傷気味な位にリリースされても、
 やはりBenriachの1976は侮れないというところでしょうか。

 記憶をたどるために、残りの3本もちょっとずつながら
 同時に比較飲みをしてみました。
 その印象から、短く4本の違いを表現するならば、
  #3029 for Shinanoya : トロピカル系皮付きオレンジ
  #3032 for Japan   : クリームしっかりフルーツパフェ
  #3033 for Taiwan  : リンゴと蜂蜜とろーり溶けてる
  #3041 for BBI    : 黄桃少し白桃バニラオレンジ
 といったところでしょうか。
(しかし、書いてて全然自分でもピンとこない表現だなぁ)

 まぁ、日台1976競演という贅沢を味わって、
 満足満足というところで、今日はおしまいです。

 では、ごきげんよう。

#Benriach

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