今日は無事にお祝いができてよかった~
仕事のやりくりが厳しかったので、
ホッとしました。
なので(何がなので?)、今日も開栓を続けましょう。
ある意味兄弟ボトルのこの2本を。
2009年と2011年のBowmore Laimrigです。
Bowmore 15yo -2009 50.3% "Laimrig" for Sweden 4500btls
全体を包み込むように、シェリーと煙いピートが
強くしかしギスギスせずにバランス良く覆ってくる。
酸味のあまりない、煮込んだ肉。
喉の奥にオレンジマーマレードと木炭。
爽やかな苦みを持ってウーロン茶。
Bowmore 15yo -2011 54.4% "Laimrig" for Taiwan 15000btls
強いシェリー。黒糖、革。
ピートは鋭利に。そして塩辛さ。ビターチョコオレンジ。
煮詰めたブドウジャム。あるいは甘さの濃い干しブドウ。
強い樽木、若干の硫黄?と鉄。
揮発とともに上あごに唐辛子。
09年ボトルはシェリーとピートのバランスが非常によく、
強い味わいながらも、良く混ざり合って収まっています。
酸味や乳酸飲料な感じはあまりないですが、肉感もあり、
マーマレードのような甘苦さも効いて楽しめました。
11年ボトルは、真向から強いシェリーです。
そこにピートがぶつかっていきます。
軽井沢のゴージャスなシェリー・ピートを好まれるなら、
こちらのボトルが優勢ですか。
私は個人的な好みでいうと、
09年ボトルのバランスよく融合した味わいに魅かれましたが。。。
真反対ではないとはいえ、
予想以上に味わいが異なっていたのに驚きました。
ですので、機会がありましたら他のLaimrigも含めて、
是非飲み比べてください。
私もほかのを飲んでみたいなぁ。
では、ごきげんよう。
※ 最初の画像のリンク修正
#Bowmore