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いつの間にやら高嶺の花 Benriach 1976 #414

 うっしゃー。
 久々に心も体も重くて折れてしまいそうなくらいに、
 仕事のプレッシャーがヘビーな状態だ。
 かなりきついなぁ。
 でも、これを乗り越えないと先がないんだなぁ。

 うん、気持ちを切り替えて頑張りましょう。
 さて、切り替えスイッチはこのお酒で。
 Benriachの1976年蒸留。
 珍しい樽番号は#414のwhisk-eさん向けです。

 Benriach 36yo 1976 53.3% #414 Bourbon-Barrel
  開栓で。新しい木材、麦、蜜の甘い香り。
  加えてシトラス。若干の花。
  口に含んでクリーム、
  果実はオレンジ系シトラスに加えて、
  若干南国よりにパッションフルーツまたはパイナップル。
  トロピカルは爆発しないながらも経時的に強まる。
  酸味を連れて金柑。
  樽木感はやや強めにでてスパイシー或いは塩気。
  やや粘性。
  油脂を含んだナッツ。
  または根菜なイモ感。
  熱を加えたリンゴに変わる。

 うん。Benriach76です。
 傾向としては、前の#3032のような
 クリームパフェ+シトラスに近い感じです。
 ややもっさり感も足されます。

 樽木のスパイスなのか、ピーテッドなのか、
 ちょっと飲みでは分かりにくい
 喉の奥に引っかかる味があります。

 南国はパッションフルーツが香りますが、
 開栓から爆発とはさすがに言い難いところでしょうか。
 まぁ小瓶振りまくりで促成栽培してみますが。

 いや~しかし、良い値段になりましたね。
 個人で買うにも、店で扱うにも、
 ちょっと重いレベルになってきたように個人的には思います。

 例えるなら、小学生で同じクラスだった女の子が、
 気がついたらAKBでセンター?ってとか。
 頬を赤らめてバレンタインのチョコをくれたあの子が、
 今では銀座か北新地の座ったらピー万円のNo.1みたいな。
 いずれにせよ、嬉しいような悲しいような、
 そんな複雑な心境の方もおられるのではないでしょうか。

 では、ごきげんよう。

※若干スパイスな樽木は引っかかれど、ロックはかなり美味しい。
 
 
 

#Benriach

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