短い滞在で、いろんな人に会って大事な話を進めないといけないから、
かなり集中を高めるのを長い時間維持するのでとっても疲れる。
で、明日は朝早くに台湾を出て、日本でもまた用事が一杯。
昨夜は早速晩御飯で「有没有、茭白筍?」って聞いてみたけど、
無いって言われてがっくり。
結局、高麗菜ってキャベツ炒めじゃん。
さて今日は、Maltに戻って、久しぶりのBankです。
1967年蒸留の28年熟成です。
Springbank 28yo 1967-96 46% 70cl Oak Tall-bottle White-label
うん、ブリニー。
麦感はあるけれども、キャラメルのようにからむ甘さではなく、
控えめに来る甘さ。
シトラスは伸びて、僅かにワタの苦味を覗かせるのも奥ゆかしい。
少しの瓶熟感を連れて高い混和感。
こなれ良さと過ぎない樽木に、適切な熟成年数の見切りが好ましい。
度数も高過ぎず低過ぎず、これも絶妙なバランスに貢献している。
圧倒的では無いが、かなり好みでコンディションも良い一杯。
バンクらしさと思うものが充分に感じられて、
嬉しい美味しさです。
素晴らしいという言い方で味わいを褒めるよりも、
その味わいで自分が嬉しく・楽しくなる一杯でした。
では、ごきげんよう。
#Springbank