あ~、仕事で午前様なんて、
飲んで帰って午前様よりも不健全じゃないかと思う今日この頃。
年末からのラストスパートは、ゴールが来たと思えばちょっと去り、
もう来たかと思えばまたちょっと去りと、
アキレスと亀になったような感じです。
こんな状態で、また来週は国外逃亡かなぁ。
うーん、とりあえず民国100年記念ボトルを調達してこよう。
えー、さて本日はこのボトル。
現行品でお手頃な辺り。
それでいて、かなりおいしいウィスキーが飲めたなら、
とっても嬉しくはありませんか?
そのお酒の味だけでなく、
まだ将来にわたってウィスキーが楽しめそうだという、
その意味でも一粒で二度おいしい。
今日はそんな一杯を。
A.D.RatrayのLaphroaigです。
Laphroaig 11yo 1998-10 61.6% #800044 Sherry
ヨードを連れたピート、アルコールの刺激もしっかり。
乳酸飲料にオレンジとグレープフルーツの果汁と皮。
海藻な感じは強くない。
シェリーの影響はあるがでしゃばらず、
革や硝煙、あるいは畳のようではなく、
ドライに行かないように甘みを足す。
味、アルコールともにイライラとした尖りは覚えず、
むしろバランスの良さを感じさせる。
後半からだんだんとドライに移り、
乾燥した土、木炭、灰混じりの焼けた木材。
いぶした紅茶の葉、炒った胡椒。
深呼吸で、ドーンとアイラが戻ってくる。
いいですね。
太さと味の多様さを持って、充分に楽しめます。
余韻がドライに逃げずに保たれていれば素晴らしいのですが、
そこまで望んでは無理がすぎるというもので、
素直にこの若いボトルを褒めるべきでしょう。
では、早くおやすみしたいですが、まだです。
#Laphroaig