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うわさをすれば・・・ Glengarioch 21yo

 こないだの日曜に大阪の東手でのこと。
 昼からへべれけに飲んでいると、マスターから、
  「XXXさん、YYYさんが近々きますよ」
 と言われました。
  「ここ何カ月もお見かけしないんですよね~」
  「(いいボトルを開けてくれるように)よろしくお伝えください」
 とその時には言いました。

 で数日後、北新地で飲んでいると後からお客さんが・・・
  「あれ~、XXXさん、YYYさんじゃないですか」
 いや~噂をすれば何とやらですね。

 お久しぶりですので、色々とお話させていただきましたが、
 外飲みに連れのいない私にとっては嬉しい偶然でした。
 このお二方と隣席させていただくのは楽しいですね。
 最後は、電車に並んで座って帰りました。

 丁度北新地のお店に来られた時に飲んでいたのはこのボトル、
 Glengariochのオフィシャル、21年です。

 Glengarioch 21yo l1990s? e2000s? 43% OB
  穏やかに梨、林檎、琵琶、葡萄の果実。
  麦、樽木、ザラメの甘みを感じたと思ったら、
  意外なほどにしっかりとしたピートがバランスを取る。
  ピートからシトラスのワタの苦みに変化して、
  甘みはメイプルシロップへ。
  香りは鼻抜け良く、味のバランスも素晴らしい。
  煙が消え、残り香は甘さが勝ちすぎるかなぁという辺りから、
  カルダモンとペッパーのスパイスに消えていく。

 これはいいですねぇ~。
 Glengariochは当たり外れが大きい印象がありまして、
 なかなか手を出しにくいのですが、
 果実、麦、ピートのバランスが素晴らしいですね。
 骨太にウィスキーらしさを楽しませてくれます。

 ボトリングは90年代後半から00年代にかけてと思われます。
 が、輸入元のオセルが南仲通なのはいつまで何でしょうね。
 不勉強にて、詳細を特定できておりません。

 まぁいいか。
 嬉しい偶然の出会いに、良いウィスキー、
 それで充分なのですから。

 では、ごきげんよう。
 

#Glengarioch

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