MENU

蛇はいないよ Brora Modern Masters

 送電線が通っても、中々原発の熱は収まりませんね。
 仕方がないという気持ちと、何手間取ってるんだという気持ちと。
 被曝に気を付けて作業をしてという気持ちと、
 我が身をいとわず、一刻を争って沈静化してほしいという気持ちと。

 理屈と感情と、一般論と現場と、
 割り切れるようで割り切れない。
 事態が事態だけに、それは当然なのでしょう。

 さぁ、記事は記事として、行ってみましょう。
 写真が無いなら、絵にしてみよう週間。
 第二弾はモダンマスターズのBroraです。

 Brora 1981-04 58.2% Dalriada Modern Masters, Butt
  シャープなピートが上顎にピリピリと。
  レモンとグレープフルーツのシトラス。
  果汁とワタのところを両方。
  木を焼いた煤、タール。
  若干いがらっぽい乾いたピートが
  口腔内に薄く膜を張って、
  やや酸味を伴ったシトラスが、
  鉄を舐めたような金気を連れてくる。

  
 結構ドライです。
 強いのではなく、切れる系です。
 幾分金属的な酸味を持って、
 乾燥した煙に木酢液な感じです。

 ラベルの絵は"West Highland Way, Jack Knox, 1982"ですね。
 サイズは152.5cmx182.5cmなので、
 実物の絵を見ると、原寸大の秋の景色が
 迫ってくるように見えるんでしょうか?

 ちなみに、ラベルの中で、
 太陽と蛇はホントは無いです。
 念のため。

 では、ごきげんよう。

#Brora

この記事を書いた人