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ストレートフラッシュ達成記念 Benriach 1968 for LMdW

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 きました。正確に言うと、出張中に来ていました。
 BenriachのOBが#2708-#2712と、ストレートフラッシュの
 5枚の札が完成しました。
 あぁ~ついに5人揃ってゴレンジャーだよ。
 だれがムチ持って、だれが女性で、だれがカレー好きかわからんけど、
 って、おっさん年齢でないと、ゴレンジャーがそもそもわかんないですよね。

 あきらめ半分(九割五分?)で1968を手元に置き始めましたが、
 揃う日が来るとは夢にも思いませんでした。
 それぞれが、イタリア、日本、台湾、ベルギーから
 大阪郊外の我が家に集合してくれまして、
 5本まとめて味わうというBBI冥利に尽きる晩になりました。

 Benriach 36yo 1968 46% #2711 Hogshead, for LMdW
  第一印象は非常に濃厚な甘さ。蜜、樽の木材、バニラ。
  徐々に開いて花の香り、グレープフルーツとオレンジの香りが
  非常に華やかに立ってくる。
  味わいはやはり、ハニー・樽・バニラ・ホワイトチョコに対して、
  シトラスが絡み、さらに白胡椒のスパイスがアクセントをつける。
  裏にラムネ、落雁。
  時間の経過とともに幾分スパイスが強まり、
  白胡椒に足して唐辛子とジンジャー。
  果実は増してきたクリーム感につられてバナナに寄り始める。
  最後まで、濃い甘さと華やかな香り、シトラス、スパイスが共存して、
  いずれも尖って突出することなくバランスを保つ。
  アルコール度数が高くないのも、この落ち着きに一役買っているのだろう。

 あ~、68です。
 その中ではバランスの良さがいいのではないかと思いました。
 同時に飲んだボトルを他との違いの点で一言で表すと、
 ちょっとずつでしたので、第一印象ですが、
  #2708:スパイシー
  #2709:グレープフルーツ
  #2710:強いオレンジバニラ
  #2712:クリーミー
 といったところでした。
 いずれもが、さすが68という味わいでしたので、
 あくまで敢えて差をつけるための相対比較ですが。。。

 しかしこれで、思い残すことは後一つになってしまいました。
 気長に、しかし着実に最後の壁を目指しましょう。

 多種多様なおいしいBenriachを飲むことができまして、
 また、68が揃ったり、75/76のいろんなボトルが集まってきたり、
 ホントにあまたの知人・バーマン・酒販店など、
 さまざまな方に助けていただきました。
 私のしたことと言えば、初対面だろうが外国の人だろうが、
 ただ、「おいしいBenriachが飲みたい」と、
 それを直球に訴えるだけで、あまり何もしていませんが・・・

 BBIを支えてくれる、すべての方に大きな感謝を。
 そしてすべての愛すべきBenriach-Bakaに幸あれかし。
 もちろん私にも・・・、あっ、もうあったか。

 では、ごきげんよう。

#Benriach

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