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最後はまったりと Macallan 1970

 高知のお店、初挑戦での最後は、もう一度Macallan。
 それは、ここのMacallanの品ぞろえが多いから。

 18年も1969から80年越えまでメニューには揃っているのですが、
 注文した1971と翌年1972が売り切れで、萎えかけたのですが、
 立ち直って1970を。

 補足しますと、メニューの更新がちょっと遅いですが、
 マスターに悪気があるわけではなく、
 注文の頻度からして、そのような時間の流れの様です。
 注文に対しては、中の見えない棚も探してくださり、
 また、お家の在庫も覚えている限りに教えてくださるので、
 充分に親切に対応いただきました。
 



 Macallan 18yo 1970 43% Giovinetti
  香り、口に含んだ最初とも、いい感じにMacallan。
  ドライベリー、プルーン、干しブドウなどの果実がしっかり。
  カカオ、シナモンとコショウにカルダモンのスパイス、
  塩気と脂っけのないナッツ。
  シェリーはやさしく枯れた甘みを伝えるが、革や硝煙はない。
  複雑で熟成感があるが、オールドボトルというわりには、
  枯れた感じよりドライな果実にチョコ、スパイス優雅に楽しめる。
  花系の香りは少ないが、上質のコニャックに通じる味わいがある。
  飲み終わりから抜けに、ドライな果実とシェリーな風味に混じって、
  シトラスとバニラが隠れて感じられる。

 はい、いい感じです。
 思ったより枯れ感より、ドライな果実優先ですが。
 厚みのあるシェリー熟成に包まれて、いいフィニッシュです。

 次回は場所を変えて、
 18年の1979での味わいをお伝え出来ればなっと思います。

 では、おやすみなさい。

#Macallan

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