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あなどれない Glenelgin

 本日はお子様たちの要請により、忍者アニメの映画を見てきました。
 敵と味方、正義と悪の二項対立がはっきりとしていて、
 かつ、親子愛と友情がこれ見よがしですので、
 すれっからしのおっさんにはちょっと直球すぎますが、
 まだ汚れの少ない子たちには、いい感じかなとも思いました。

 でも、これって、忍法ってよりは魔法じゃない?
 って感じでしたが。
 いつ金髪で猫髭の少年が
  「エクスペクト、パトローナーム」
 って叫ぶのかなと思わせるほどに。
 (あの魔法映画も子供たちにDVDをさんざん見せられましたが、
  やはり善悪、敵味方、美醜が明確過ぎて感情移入できずでした)

 さぁー、来週はいよいよここ2か月ほど悩まされてきた
 難問を解決しにいくぞぉー。

 景気づけに開栓をっと。
 ・・・ちょっと弱気に当たり障りなさそうなところから。



 Glenelgin NAS 00s 43% 750ml “White Horse”
  レモングラスと蜂蜜、花の香り。
  口に含んで非常に豊かな蜜。
  レモンとグレープフルーツのシトラスも
  わずかの苦みを伴って明確。
  シトラスの裏にピート。
  暖めた木とシナモンの裏に煙。
  ボディの厚みには欠けるが、
  それを補って余りあるシトラスと蜜の伸びやかさ。
  それを支える麦とカカオにバニラ、木材、少しの煙にピート。
  香りが喉の奥から非常にクリアに戻ってくる。

 いやー、正直見くびっておりました。
 可もなし不可もなし程度のものかと。
 確かに分厚さや切れ味というものはあまりありませんが、
 レモン系シトラスと蜜の甘み、
 それを下支えする種々の味わいが非常に豊かです。

 これが原酒になっているブレンディッドは迷いようのないラベルです。
 ラベル下部にカタカナで、
  「ウィスキー」
 と書いてあるのとないのがありますが、
 時期が違うのか、正規・並行の違いなのかは知りません。

 透明感があるが儚くはない。
 涼しげな目元だけれど、冷たい感じではない
 笑顔の素敵なかわいい人。

 では、おやすみなさい。

#Glenelgin

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