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控えめなまとまりの良さ Dufftown

 今日は、まともなご飯屋さんの開いている時間に帰れませんでした。
 なので屋台に毛の生えたような店で小龍包を買ってみました。
 ホテルの部屋に持ち帰るのでタレを頂戴と言ったら、
 小さめのビニール袋に何杯か入れて、きゅっと口を縛ってくれました。
 こっちは、スープの持ち帰りでもビニール袋なことが多いからなぁ。
 でも、味は今二つ三つ。
 早く帰れれば、おいしいお店はいっぱいあるのに。
 あーあ。明日は帰るってのに。ひもじい夜。
 



 Dufftown-Glenlivet 1978 21yo Cadenhead”s Authentic Collection, Sherry Hogshead
  シェリーは硝煙系でなく穏やかに赤い果実。
  次第にタンニンの効いた赤ワインへ。
  しかし渋みを強く主張する前に止まる。
  花混じりの紅茶。
  ベリーや杏の果実やチョコと黒糖な味わいは、複雑さに寄与するものの
  前面に出てくる強さはさほどではない。
  終わりには、かすかにバニラを伴うウッド感に若干の煙を感じさせつつ、
  シェリーの余韻が細長く消えていく。

 シェリー樽での熟成が程よく進んでいますが、
 サッパリと飲みやすいです。
 シェリー、果実、渋み、コク、煙などがどれも強く突出せず、
 全体が混然一体となっています。

 これでも充分ですが、一つにまとまった際の味の濃さ(凝縮感?)が
 もう少しあればもっと良かったなぁというところかな。

 では、おやすみなさい。
 

#Dufftown

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