今回はちょっとだけ浮気。
ウィスキーの女神さま、許して下さいませ。
だって誘われたんだから、自分から行ってないから。
・・・、断れないんだから。
Uitvlugt 36yo 1964 69.3% Cd-D
非常に強く、個性的。
アルコール度数に全く負けない濃縮したベリー、ゴム、革。
強く煮出した生姜入り紅茶。
花のエキスをさらに煮詰める。
逆にこの強い味をまとめ上げるための度数の高さか?
香ばしく暖められたというより、焦がすまでいった木。
ミント。
チェリーとビターチョコ、ココア。
焦がして煮詰めたザラメ水。
終わりまで口、喉、鼻まで、全てが味と香りに支配される。
ぐわはー。
Karuizawa 1977を飲んだ時の様な、ハンマーで頭を殴られる感の再来。
うまいまずいの尺度ではなく、圧倒的な興奮。
心を体ごと揺さぶる高揚感。
久しぶりにまともなラムを飲んだ。
と思ったら、このすごさ。
でも、これは一夜の逢瀬。
また、ウィスキーに戻ってくるから。
って、もう一回ラムだよ。
では、おやすみなさい。
#Uitvlugt